コムラドリー

先週大学がリーディングウィークでマイケルが家で仕事できたので、
今日は久しぶりに家にひとり。

片付けとか済ませて
仕事、それからゆっくり読書。

夕方から久しぶりに大学へ。
去年の秋まで毎日通ってたのに、もう懐かしく感じるなんて不思議。
今の日常って、すぐに思い出になってしまうのだなって少し感傷的になってしまった。

トロントはまだ寒い日が続く。
寒いのは嫌いだけど、寒い時に生まれる
コムラドリー(comradery)が好き。

さびーってぶるぶる、顔を上げて目があった人が
優しく微笑んでくれたり、
滑りそうになったら、他の通行人が声をかけてくれたり、
お店の人といかに寒いかを語り合ったり。
なんかぎゅっと近くなった感じ。あったかい。

naomi elliottさんの作品。

トロントニアンはみんなこう思ってるはず。

用事を済ませて、マイケルとディムサムを中華街でいただく。
あったかい油っこいお料理。体には悪そうだけど、食べた後、お腹があったかくて、あんまり寒さを感じなくなったよ。

マイケルと外にいたくて、いつものポルトガルカフェに入ったら、
みんな黒の服を着ていた。

喪服。

オーナーが亡くなった。
あんまり表には出てこない人だったけど、ちらちらと様子を見に出てきて、笑顔の素敵なおじいちゃんだった。

いつもの店員さんと話をしながら、

I'm so sorry for your loss.

と言ったら、

Thank you. It's life you know? There's new life and life that's gone. It's life. We'll be ok. We are strong women you know?

と返してくれた。

yes, I can tell.

ポルトガル語で生活する彼女は英語で話すときとてもゆっくりだけど、いつも伝えようと考えてくれてるのがわかるので、話していて不自由を感じることが全くない。

このベーカリーにも、コムラドリー。

いろんな人が混じり合うトロントだけど、
いろんなところで表面的な違いを超えたコムラドリーを感じる。

そういうのを大切に、生活していきたいな。

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