ふるさとの味

最近ピアノを練習してる。子どものとき習っていたけど、すごく嫌いで、上手にならずにやめた。

だけど、よくクラシック音楽を聞くようになり、ピアノの音色っていいなあと心から思うようになって、自分も少し弾けるようになりたいと思った。

やっぱり、自分でしたいな、と思ったら、練習するもの。
家にあるピアノを開けて、毎日少しずつ繰り返し練習。
もうすぐ一曲、弾けそうだ。

韓国語の先生に会って、色々お話を伺い、今後のレッスンの予定を立てた後、
佐賀でとても有名な和菓子屋さん村岡総本舗の「栗大福」の文字が目に留まり、

ふと、大叔父と大叔母の顔が浮かんだので、
手土産に持って自転車で遊びに行った。

途中で幼稚園の幼なじみにばったり会う。立ち話しか出来なかったけど、なんだか不思議。私には彼の幼稚園のころの顔が、大人の彼の顔に重なって、いつまでも自分の中の幼い私が、幼い彼を探しているみたい。もうパパになった彼は、しゃんとして、なんだか頼もしくなっていた。

こちらは次回試してみたい「渋皮付き栗羊羹」

画像は村岡総本舗ホームページより

久しぶりにゆっくりと９０歳を超えても、まだまだ元気な２人と過ごす時間。
カナダの話をすると、身を乗り出して、きらきらした瞳で聞いてくれ、
うれしかった。

そして栗大福も上品で、とても美味しかった。

おしゃべりは止まらず、すっかり長居をしてしまったけど、予定通り市立図書館に行き、調べもの。


こんなに実家でゆっくりと、好きなことばかりしているのって、実は初めてかもしれない。

贅沢な時間。本当にありがたい。