よいお年を

明日が２０１５年最後の日。

去年初めてお節を作ったのだけど、あの一人で黙々とする感じがクリスマスの後は特に心地よく、今年も小さいけれど作ることにしました。自分の中で一つ区切りがつけられる作業みたい。

栗金団とお煮しめが終わったところ。

今年を振り返ってみると、就職活動をフルギアで行った前半。
やっとコンタクトがつながり、働きたいところから来てごらんサインを頂いたところで、妊娠が発覚。そのチャンスはまたご縁があったらということで、トロントにステイしながらできるお仕事を選んで取り組みました。

がっつり就職活動をしていた時よりも自然と今までのつながりでお仕事の話が来て、無理なく仕事ができたので不思議な感じ。

トラブルとしては隣人の騒音問題があったけど、ハウスシッティングでもうそこにいなくてもよい→ずっと住みたかったアパートに空きが見つかる、という形でもう問題ではなくなりました。

妊娠して、新しい家族が増えるというプロスペクト。それがお腹が大きくなるとともに現実感を増し、途中途中で今までの自分には無かった感情を見つけたり、マイケルとのつながり、その貴重さを再認識したり。

変化の中にいても、穏やかに様々な人との関係をより深くはぐくめたのは、本当に支えてくれた日本、カナダのみんなのおかげだと思います。

去年の今頃はノバスコシアで、マイケルの実家でお節を作っていました。
あのときは、大きな海を眺めながらただカナダに来た自分のことをリフレクトしていたけど、1年後の今、少し違う枠で過去や未来を見つめている自分がいます。

ノバスコシア、マホンベイの朝日

来年は赤ちゃんの誕生と日本への引越しという二つの大きなイベントが待っています。
どんなものを見て、感じ、また自分の心の中におさめていけるのか、とても楽しみです。

今年も一年、ありがとうございました。
まだまだゴールも見えない「波に乗っているきつね」ですが、来年もどうぞよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。