Al Purdy was Here.
Al Purdy was Here.
というドキュメンタリー映画を見た。ホットドックスドキュメンタリー映画祭で5つ以上シフトに入ると、年間5個の映画に招待される。もちろん無料で、ポップコーンとドリンク付き。
この映画はその5つ目。
アル・パーディというのは、カナダの詩人。映画は彼とその家族の人生、彼の死をマーガレット・アトウッドやジョセフ・ボイデンなどカナダを代表する作家のインタビューやアーティストの音楽を交えながら伝える。
詩が大好きなので、今まで知らなかったアル・パーディというカナダの詩人を知れたこと、好きな作家とのつながりがわかったことなど、内容的に面白い部分もあったけれど、
監督が「詩の力」を信じて無いのが伝わってきたので、ちょっと残念だった。映画が終わってからのQアンドAで、「死んだ詩人の映画を作るなら、音楽を入れ無いと誰も見ないと考えた」と言っていた。そうかなあ?トロントだけでも、かなり詩人コミュニティ大きいと思うけど。
詩を読んだ時のパワフルな衝撃って、何物にも変えられないと思うけどな。
ドキュメンタリーは資金を集める時のマーケティングやピッチングがとても大事なのは私も重々理解しているけど、だからと言って、そんなにオープンに「死んだ詩人に興味ある人いない」と言われると、なんだか映画の魅力が半減した。
アル・パーディは身勝手というか、いろんな人を傷つけながら、だけどいろんな人に支えられながら創作活動を全うし、カナダを代表する詩人になった人。変人でアウトローなイメージがあるみたいだけど、彼の詩はとても真面目で、情熱的で、心を打つものがある。
いろいろ書くよりも、詩を紹介したいと思ったので、一つ今の気持ちに合う詩を選んで訳してみました。
というドキュメンタリー映画を見た。ホットドックスドキュメンタリー映画祭で5つ以上シフトに入ると、年間5個の映画に招待される。もちろん無料で、ポップコーンとドリンク付き。
この映画はその5つ目。
アル・パーディというのは、カナダの詩人。映画は彼とその家族の人生、彼の死をマーガレット・アトウッドやジョセフ・ボイデンなどカナダを代表する作家のインタビューやアーティストの音楽を交えながら伝える。
詩が大好きなので、今まで知らなかったアル・パーディというカナダの詩人を知れたこと、好きな作家とのつながりがわかったことなど、内容的に面白い部分もあったけれど、
監督が「詩の力」を信じて無いのが伝わってきたので、ちょっと残念だった。映画が終わってからのQアンドAで、「死んだ詩人の映画を作るなら、音楽を入れ無いと誰も見ないと考えた」と言っていた。そうかなあ?トロントだけでも、かなり詩人コミュニティ大きいと思うけど。
詩を読んだ時のパワフルな衝撃って、何物にも変えられないと思うけどな。
ドキュメンタリーは資金を集める時のマーケティングやピッチングがとても大事なのは私も重々理解しているけど、だからと言って、そんなにオープンに「死んだ詩人に興味ある人いない」と言われると、なんだか映画の魅力が半減した。
アル・パーディは身勝手というか、いろんな人を傷つけながら、だけどいろんな人に支えられながら創作活動を全うし、カナダを代表する詩人になった人。変人でアウトローなイメージがあるみたいだけど、彼の詩はとても真面目で、情熱的で、心を打つものがある。
いろいろ書くよりも、詩を紹介したいと思ったので、一つ今の気持ちに合う詩を選んで訳してみました。
If it came about you died
it might be said I loved you:
love is an absolute as death is,
and neither bears false witness to the other --
But you remain alive.
No, I do not love you
hate the word,
that private tyranny inside a public sound,
your freedom's yours and not my own:
but hold my separate madness like a sword,
and plunge it in your body all night long.
If death shall strip our bones of all but bones,
then here's the flesh and flesh that's drunken-sweet
as wine cups in deceptive lunar light:
reach up your hand and turn the moonlight off,
and maybe it was never there at all,
so never promise anything to me:
but reach across the darkness with your hand,
reach across the distance of tonight,
and touch the moving moment once again
before you fall asleep —
もしあなたが死んだなら
愛していたと言ったかもしれない
愛とは死のように絶対的なもの
互いに真であるもの
だけど、あなたは生きている
いや、やはり愛していない
その言葉を忌み嫌う
公にした音の中にひっそりと佇む支配を
あなたの自由はあなただけのもの
私のものでは決してない
けれど、引き離した私の狂気の剣で
一晩中その体を貫いてほしい
もし死が私たちの皮も肉もはがし、骨のみにするのなら
この肉体は魅惑の月光の下に酌み交わすワインのように甘い;
手を伸ばしてあの月の光を消してごらん
そこには元から何もなかったのかもしれない
だから、決して約束しないでほしい
ただこの闇に手を伸ばし
今宵の距離を縮め
動き続ける瞬間にもう一度触れて
眠りに落ちる前に
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