風に吹かれて

一つ前のブログエントリを書いてから、

マイケルのお父さんがアルバータから到着。

ふるさとから海外旅行も長距離飛行機も初挑戦の
飛行機恐怖症の母が、トロントに駆けつけてくれ、

翌日、引越し。友達も加勢してくれてなんとか住める感じまで1日で整えてくれ、

その次の日の朝、陣痛。

およそ丸一日後、元気な男の子が生まれてきてくれました。

いろんな人の支えに感謝

陣痛に耐えながらバースセンターに向かう車の中で、ラジオからボブ・ディランの「風に吹かれて」が流れてきました。

風に吹かれて（私訳）
いくつの道を歩けば、一人前になれるのだろう
いくつの海を渡れば、白鳩は砂の上に休めるのだろう
いくつの大砲が鳴れば、それは永遠に禁止されるのだろう
その答えは、友よ、風の中にある
ただ風に吹かれている
いくつの月日を数えれば山は海に削り取られるのだろう
いくつの月日を経ればすべての人が自由になれるのだろう
一体何度知らないふりをして、目を背けていくのだろう
その答えは友よ、風の中にある
ただ風に吹かれている
何回空を見上げれば、空が見えるのだろう
いくつの耳があれば、人々の泣き声が聞こえるのだろう
いくつの死をもって無益な犠牲に気付くのだろう
その答えは友よ、風の中にある
ただ風に吹かれている

一番最初の思い出の曲です。

お産はほぼバースプラン通り。自然分娩で母とマイケルの立会いのもと、病院ではなく、バースセンターで出産しました。予想外のことで血を失いすぎて、びっくりしましたが、それ以外は順調に産後のいろいろを、戸惑いながら、試行錯誤しながら、楽しみながら過ごしています。

母が和食を中心とした母乳にとても良い食事を毎日作ってくれ、マイケルが今学期は育休をとって一緒に試行錯誤してくれ、私は息子と自分の回復にだけ集中できるので、本当にありがたいです。

このブログで息子のことをなんと呼ぼうか考え始めたのですが、今の所コアラににてるから、コアラでいいかなあ（私がきつねだし）、それともシンプルにタローでいいかなあ（本名和名だし）。まだよくわからないので、ぼちぼち落ち着くところに落ち着けばと思います。

更新はゆっくりめになると思いますが、これからもよろしくお願いします。

妊娠中の応援や温かいコメント、ありがとうございました。

これからの生活がとっても楽しみです。