ことばと気持ち

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

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朝起きてお雑煮を作りつつ、実家とスカイプで新年の挨拶。
みんなと一緒にお正月、来年は日本で過ごせるといいなあ。

雪が降る元旦。
ヘビースノーは気持ちが沈むけど、空に浮いて舞う時間が長いゆっくりした雪は好き。
風はあまりないのかな。静かに雪がくるくるまわる。

窓の外からこちらを伺うリスを姉にスカイプで見せたら、
「捕まえてしっぽをなでてみて!」とか無茶苦茶なリスエストをされたけど、
やっぱりリスが庭にいるって、興奮するよね。
私も未だに興奮する。

スカイプの後、お雑煮をよそって、お屠蘇で年をとる。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」とマイケルと床でご挨拶。お屠蘇に少し口をつけて、ああ、また新しい一年。

昨日、モンKペティストリーに行ったのだけど、日本人のお客さんが多くて、口々に「よいお年を〜」と挨拶をしていた。ことばって不思議で、その音を聞くだけで、なんだか気持ちがぎゅんと大晦日化された。私たちが出るときも「よいお年を」ってお店の方が挨拶してくれて、なんだかうれしかった。

昨日の年越し蕎麦

今日も、マイケルがとても日本風に(お正月を一度だけ彼は私の実家で過ごしたことがある)新年の挨拶をしてくれて、新年の気持ちがすごくアップした。


作れる範囲で、おせち。

ハウスシッティングしているお家にお砂糖がなくて、全てメープルロップで代用したのだけど、甘さが控えめで良かったので、今年はメープルシロップを主に甘味料として使ってみようかな。

おせちをゆっくり食べた後は、少しお昼寝。最近夜眠れないので、昼寝は大事。
そしてそのあと、ぬるめのお湯に半分つかりながらクリスマスにもらったジョン・アーヴィングの本を読んだ。

とにかくゆーっくりと過ごす元旦。
夜もおせちの残りがあったから、何もしなくていいし。

私の今年の目標は、動き続けること。
それはフットワーク軽く出歩くことではなくて、コミュニケーションや情報の流れをブロックしない、ということ。大きな変化の年になるので、いっぱいいっぱいになってしまうこともあるとおもうけど、そのときに内にばかり目を向けてぐーっと沈むのではなく、いつもヘルプ、サポート、コネクションがどこかにあり、発信すればアクセスできることを忘れずにいたい。

そして、枠に捉えられないこと。「母親だから」「女性だから」「日本人だから」「30近いから」いろんな既存のラベリング、そして「ーーすべき」と続くことばをとことん疑うこと。そのラベルの裏と表を見てみること。自分にかけるブレーキを取り払うところまでいかなくても、少なくとも意識できること、そのレベルを上げること。同時に、自分が他の人に対して考えたり、声をかけるとき、勝手なラベリングを発動させてないか意識してみること。もししてたら、その裏表を見てみること。

具体的な習慣として。年末から再開したことばノートを毎日続けること。本を読んだり、日常会話で拾う何気ない新しいことばや、固有名詞。コンテクストで意味がわかってしまうことが多いけれど、そこで終わらず極力メモをしていくこと。調べる、それについて読む、またはエピソードを書き付けておく。英語でも日本語でもフランス語でも韓国語でもドイツ語でも、言語は問わない。

ここから一週間がまずかなり忙しくなるので、体調に気をつけて、楽しみながら過ごしたいな。

この一年、何が待ってるのか想像もできないけれど、
その瞬間瞬間に飛び込む気持ちをいつも持って、泣いたり笑ったり色々感じながら、泳ぎきりたい。

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