第一條魚!

 やっぱり体調を崩した。二日間寝込みました。久しぶりにきつかったーーー!!

 

ゲラとあとがきと訳出があるので、ゆっくりもできず、と思いながらも起き上がれず、ほんとに丸二日寝てた。体が動かなかった。友人のお別れパーティーも子供の個人面談も、マイケルに代打をお願いせねばならなかった。うーーー、悔しい。

 

先週は地獄のゲラが終わった午後、に釣りへ。

いつもとは違う埠頭がけっこう釣れると聞いて、8歳児をつかまえてフェリーに乗せて対岸へ。だってもう7回も釣りに行って1度も釣れなくて、広東語の先生にも(彼が釣竿とか釣り具を毎回くれる)すごい心配されて、釣竿だけ3本も持ってるのに1匹も釣ったことないっておかしくないか?ということで、がんばってみた。

結果、釣れたー!2匹釣れました。日本語でいう「アイゴ」だって。広東語では「泥鯭(ナイ・マーン)」と言うらしい。たくさんいるから「泥鯭的士(ナイ・マーン・ディクシ)」、つまりナイマーン・タクシーっていうニックネームで呼ばれているらしいよ。

 
 
8歳児はとてもうれしそうで、来月カナダに帰るときには釣竿持参で行くようです。が、わたしたちが帰るところは釣りにライセンスがいるので(16歳以上)、その準備もしなきゃいけないならちょっとめんどくさいなあ。 

 
 
 
でもほんとうに、釣りを始めたことで広東語を話す機会も増えたし、新しい筋肉を動かすというか、そういう感覚がうれしい。
 
そして寝込む前々日は、仕事のあとプールで泳ぎ、その後は木版画のみんなと再会して彫刻刀などの道具を揃えに行ったりしました。寝込む日の前日は、子供の卒園式のあと、マイケルと本屋デートをして深夜過ぎまで仕事をしました。
 
ということでやっぱりわたしは、詰め込み過ぎるのよね。
でも、その時しかないチャンスってあって、そういうのって重なってやってくる。
気がしませんか?
 
さっきまであとがきを書いていたので、なんだかどんなふうにブログを書けばいいのか分からない。
 
それから最近、広東語の漢字の意味をどんどん学んでいるからか、日本語の漢字を使うときに躊躇する瞬間があり、困っているよ。翻訳にもけっこう影響が出ていると思うんだよね。最近よく考えるのだけれど、日本で翻訳講座とか取ると、日本語母語話者で英語を勉強して翻訳している、という人が多い。二か国語。だけどカナダとかで翻訳している人は、二言語以上を操る人もけっこういる。二か国語だけで行き来するときと、システムなどが異なる第三、第四の言語感覚がある人が二つの言語間の翻訳をするときってけっこう違うんじゃないかな。意識せずにくぐらせるフィルターが増えると思うんだよね。それに、文構造などががっちり違う場合、よく文芸翻訳講座で言われる「語順は極力変えない」というルールがあまり意味をなさなくなってくるのではないか、とか、ぐるぐる考えている。広東語は文構造が本当に違うので、最近、翻訳する中でも文構造を大胆に変えているときがあり、実用書とかではそれが推奨されるときもあるけど、文芸作品ではどうなのだろうとか。考えていると面白いよ。
 
 

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