five years
東北の震災から5年。
二日前にドキュメンタリーの上映があり、その前に被災地の方に久しぶりに電話をかけた。
変わらず明るく優しい声。
笑顔が目に浮かぶ。
2年ほど前に撮影で訪れたときから変わったこと、変わらないこと、を教えていただいた。
まだ仮設住宅に住んでいる人、前のように家族みんなで家を持つのが難しい人、
心労で日々苦しい人、自分の船で漁に出る人が増えたこと。
「忘れないでほしい」
何か映画を見る人に伝えたいことはないか聞いたら、そう答えが返ってきた。
「私たちがここにいることを忘れないでほしい。」
上映会では募金を募った。制作会社はグッズも売り、売り上げはすべて寄付される。
ドキュメンタリーにうつる2年前の風景を見ながら、
忘れられるはずがないと何度も涙がこみ上げた。

記憶の中にとどめるだけでなく、
新しい記憶も作りたい。
忘れないだけじゃなく、関わりを続けること、
また訪れて忘れない層を増やすことで私は自分の中で311を考えていきたいと思う。
そこにいて、日々「復興」を体現している人たちに大きな敬意を心から感じる。
二日前にドキュメンタリーの上映があり、その前に被災地の方に久しぶりに電話をかけた。
変わらず明るく優しい声。
笑顔が目に浮かぶ。
2年ほど前に撮影で訪れたときから変わったこと、変わらないこと、を教えていただいた。
まだ仮設住宅に住んでいる人、前のように家族みんなで家を持つのが難しい人、
心労で日々苦しい人、自分の船で漁に出る人が増えたこと。
「忘れないでほしい」
何か映画を見る人に伝えたいことはないか聞いたら、そう答えが返ってきた。
「私たちがここにいることを忘れないでほしい。」
上映会では募金を募った。制作会社はグッズも売り、売り上げはすべて寄付される。
ドキュメンタリーにうつる2年前の風景を見ながら、
忘れられるはずがないと何度も涙がこみ上げた。

記憶の中にとどめるだけでなく、
新しい記憶も作りたい。
忘れないだけじゃなく、関わりを続けること、
また訪れて忘れない層を増やすことで私は自分の中で311を考えていきたいと思う。
そこにいて、日々「復興」を体現している人たちに大きな敬意を心から感じる。
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