In-between

タピの発する単語。


  • ばば(祖母)
  • はーい
  • まんま
  • トラック
  • 車、ブーブー
  • バナナ
  • 海苔
  • にゃあにゃあ
  • 飲む飲む
  • ちょうちょ
  • ねんね
  • グッグ(靴)
  • あいた(痛い)
  • あっち(暑い)
  • ブンボン(ブンバボン)
  • あんまん(アンパンマン)
  • じゃぶじゃぶ
  • クモ
  • juice
  • mummy
  • daddy
  • grammy
  • ball
  • hi
  • doggie
  • up
  • down
  • book
  • bib
  • go
  • ouch
  • bunny
  • quack
  • cookie


他にも何かあるかな?やっぱり日本語が多い。
だけど最近、周りの人が英語でしか話さないから、どんどん忘れちゃうんじゃないかと悲しくなる。

ありがとう、こんにちは、とタピが頭を下げてお辞儀しても、
お辞儀を返してくれる人はいないし、

So cute!
と言ってくれる人はいても、
可愛いね、と言ってくれる人はいない。

日本語で私もマイケルも極力話そうとするけれど、
カナダに住む以上は英語も吸収するのが理想で、それはありがたいのだけど、
なんか切ない気持ちになるのも正直なところ。

朝、小雨の中トレイルを散歩。
久しぶりにあったかいお風呂に入って、マイケルがタピと外出してくれたので、
家でコーヒーを片手に読書して、仕事した。

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デビュー作ということで、楽しみに読んだ。

日本が舞台の場面が多く、義理の父親との会話に違和感を感じつつ(こんな話し方するかな?と言う違和感)、でもやっぱりこの人、天才だなあと読み進めながら、感心するばかり。会話を軸に話をぐんぐん進めると思いきや、すごくサトルな描写で間を持たせる。本当に天才だと思う。

世代間のギャップや、人間の弱さ、戦後の長崎の様子など、書くものに現実感というか、肉感がありすぎて、実話を描いてるんじゃなかろうかと。

だけど、暗い。どっしりくらい。読み終わってもちっとも気持ちが晴れない。雨の日に一気読みしてしまったので、気晴らしに散歩にも行けないし、自分の書く文章もどんよりなるし、この湿気のうつり方もすごい。

長編はあと一冊、短編集も一冊。

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