the refugees
友達によく会う。
同じ悩みや、考え事。一緒に話せて、だらだらできて。
特に家族と遠く離れて暮らすから、そういう友達がそばにいて、
支え合えるのは本当にありがたい。
大きな図書館のすぐそばに住んでいるので、最近図書カードを更新した。
最初に目に留まったのは、ずっと気になっていたベトナム系アメリカ人作家Nguyenの短編集。図書館はいつも行く公園への通り道にあるので、毎日でも通える。

話題になっていたので読んでみた。ピュリッツァー賞をとっただけあって、すごく巧いなあというのが最初の短編を読んでの感想。ボキャブラリーの幅も広いし、文章自体がとてもクリーン。8つの短編が収録されていて、すべてベトナムからの難民が登場する。難民としてアメリカに渡ってから何年も経ってる人、その子どもたちの話。筆者自身も難民。トロントでベトナム難民の高齢者の人たちに英語を教えていたので、興味深く、また、ああ本当にこういうこと言っていたなあと懐かしく、読み進めた。けれど、読み進めるにつれて、正直飽きた。文章が私にとってはドライすぎるのかも。フィクションを読んでいるというより、ノンフィクションに近いというか。私の想像力を挟むところがあまりなく、読んでいて「ああ、そうなんですか」「勉強になりました、へえ」という感じで淡々とページをめくった。
「どうしてこうなんだろう?」「ここはどうなったんだろう』っていう疑問や、後で眠れないくらいの頭の中をかき回すようなストーリーテリングではなかったなあというのが正直なところ。
だけど、文章がとてもうまいので、デビューの長編小説を読んでみたい気もする。もし図書館で運よく出会えたら、読んでみよう。
同じ悩みや、考え事。一緒に話せて、だらだらできて。
特に家族と遠く離れて暮らすから、そういう友達がそばにいて、
支え合えるのは本当にありがたい。
大きな図書館のすぐそばに住んでいるので、最近図書カードを更新した。
最初に目に留まったのは、ずっと気になっていたベトナム系アメリカ人作家Nguyenの短編集。図書館はいつも行く公園への通り道にあるので、毎日でも通える。

話題になっていたので読んでみた。ピュリッツァー賞をとっただけあって、すごく巧いなあというのが最初の短編を読んでの感想。ボキャブラリーの幅も広いし、文章自体がとてもクリーン。8つの短編が収録されていて、すべてベトナムからの難民が登場する。難民としてアメリカに渡ってから何年も経ってる人、その子どもたちの話。筆者自身も難民。トロントでベトナム難民の高齢者の人たちに英語を教えていたので、興味深く、また、ああ本当にこういうこと言っていたなあと懐かしく、読み進めた。けれど、読み進めるにつれて、正直飽きた。文章が私にとってはドライすぎるのかも。フィクションを読んでいるというより、ノンフィクションに近いというか。私の想像力を挟むところがあまりなく、読んでいて「ああ、そうなんですか」「勉強になりました、へえ」という感じで淡々とページをめくった。
「どうしてこうなんだろう?」「ここはどうなったんだろう』っていう疑問や、後で眠れないくらいの頭の中をかき回すようなストーリーテリングではなかったなあというのが正直なところ。
だけど、文章がとてもうまいので、デビューの長編小説を読んでみたい気もする。もし図書館で運よく出会えたら、読んでみよう。
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