ロシア

日曜日。ロシア語の翻訳家さんと会う。最近ロシアとの縁が多い。
主演女優さん、それから、アメリカのドラマの撮影でお世話になったロシア語のダイアログコーチ。

ロシア語は今まで学んだことないけれど、
ロシア文学は結構好きで読むので、ちょっとかじってみようかな。
なんでも新しい言語を少し覗き見るのすき。
移動中に読んだ南部修太郎の「ハルビンの一夜」もロシアのことが多く書いてあった。ハルビンについて全然知らなかったけど、この短編を読んですごく興味がわいた。いつか行ってみたいな。

面接をしてみたら、いろいろ小説を訳してる翻訳家さんで、
アリス・モンローとかマーガレット・アトウッドとか。
すごい話が合って素敵だった〜。
アリス・モンローがノーベル賞をとってから、ロシアでもカナダ文学の需要がぐんと高まったんだって。

あんまりカナダ文学読んでる人に出会わないから、ふかーーく読んでる人と出会えて刺激をうけました。アリスモンローの新作、読みかけだったのも思い出した!

そしてこんなプロフェッショナルな人が私たちの小さな映画に興味を持ってくれて、手伝いたいと名乗り出てくれたのが何よりもうれしかった。

風が強かったので、自転車はのらず。
地元の佐賀だったらどんな天候でも乗ったけど、トロントは忙しい道路を走る時特に危ない感じがするので、あまり無理しないようにしてる。
監督のラミンとは毎週会うけど、友達というより同僚という感じ。ハグじゃなくて、挨拶にがっちり手を握り合うんだけど、なんかスポーツしてるみたいで清々しい。

帰宅して、翻訳を仕上げる。今回のは法律的なことが多いので、神経をすごく使う。
会話やインタビューの訳とは違う気の使い方というか、調べることもかなり多い。
何度も何度も仕上がった原稿を見直して、納得のいくまで訳を何通りもしてみて、
印刷して、時間をおいて音読して、、、
という作業を繰り返し、やっと今朝終えた。

頭の中はこればっかりだったらしく、ここ数日は夢にまで見ていたので、きちんと収められてほっとした。

マイケルの試験が最終日。雨がとてもひどいけど、マイケルの好きな夕飯でお祝いできるようにちょっと買い物に出ようかな。
そして止まっている私自身のプロジェクトもとりくまなくちゃ。

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