隣の人がうるさすぎるとき

自分の家だからゆっくりしたいのに、

隣の人がすっごくうるさい。

音楽がめっちゃ聞こえてくる。

ありえない!!

という経験をされた方、トロントでは少なからずいらっしゃると思います。

私も一個前のアパートは騒音が間接的な原因で今のところに引っ越してきました。

引っ越して1年くらいして隣の人が変わり、
またこの人たちがすっごくうるさい!!
ありえない音量で音楽かける。。

あああ。

何度か話し合いをして大分配慮してくれるようになったなあと思ったのもつかの間、
また始まる大音量の音楽。

こちらがヘッドフォンをして気にならなかったり、ノイズレベルが一緒で大丈夫だったりのときはいいけど、でも自分の家でくつろげないのっていやだ。

「音量を少し下げて欲しいんですけど」

と言いに行って一番言い返される内容で多いのは

「私の人生好きなように生きて何が悪い」
「家賃払ってるし、自分のうちで音楽聞いてるんだからこちらの勝手」

という言い分。そこで「こちらだって家賃払ってます」「周りの人のことを思いやって」と真っ向にお話ししても拉致があかない(話がまるで通じない)場合が多いです。

今日もすごく大音量で、マイケルが大事な試験を控えているので、本当に怒り心頭。

グーグルしました。

「How to deal with your noisy neighbours?」

ユーチューブで弁護士の人が作った短いビデオを発見。

まず理解しなきゃいけないのは、「私の家だから近所に迷惑かかろうが大音量で音楽聞いてもいい」というのはありえない。そんなロジック全然ダメだよ!ということ。

騒音は昼でも夜でも警察を呼べる事項だということ。

クイーン大学のウェブサイトにもきっちり「静かな時間を楽しむことを妨げることは違法」と以下のように書いてある。

It is illegal to prevent a fellow citizen from enjoying a quiet time at ANY time of the day. Loud music, parties, fights can all be reported to the police if they are disturbing you or others. A fine may be levied.
(オンタリオのResidential Landlord and Tenant Law (Ontario) のチャプター3、リーズナブルエンジョイメントの項目に騒音についての記述があります。原文に興味がある人はこちらからどうぞ)

だけど、警察呼ぶのは気がひけるし、どうにか近所の人に迷惑をかけずに解決したいなあと考えていたら、ビデオの中の弁護士の人が

「弁護士ともう話をしたけど、私には静かな時間を楽しむ権利があります」と伝えるといいとアドバイスをしていた。

なので早速、行ってみた。

でてきたお隣さんはもう鼻から私がなぜそこにいるのかわかっているので、ケンカ腰。

「音楽のことなら私の自由だから話すことないよ。夜中ならわかるけどまだ夕方でしょう」とドアを閉められそうになったので。

Wait a second. I talked to a lawyer.

とだけ言ったら顔が変わった。「それで?」とこちらに向かい直して聞く姿勢。

And he told me that under the tenant law of Ontario, we have the right to enjoy a quiet time without disturbance.

「あら、そうなの?私家賃払ってるのに?」

And we'd like you to acknowledge that we are actually paying the rent too. It's not only you. We're not asking you to stop listening to music, but asking you to turn the volume down a bit. Is it too much to ask?

オーケー、オーケー。
とぶーついて引っ込んでいった彼女。


そのあとからシーンとしてる。うそみたい。

弁護士に話したよというだけでこんなに違うのね。

またきっとしばらくしたら元に戻るのだろうけど、話し合いでダメだったら、警察呼ぶしかないのかな。私達だけじゃなく、周りの人もすごく迷惑してるので、ちゃんと変わってくれたらいいな。

ちなみに警察呼ぶのに911は大事っぽくて申し訳ないなあと思ったら、ノンエマージェンシーの番号もあります。トロントは416-808-2222

ビデオの中ではあまりひどい場合には弁護士に一筆書いてもらいそれを送るのがいいと言っていたけど、そこまではしたくないなあ。

何でもよくコミュニケーションをとって解決できるのが一番なんだろうけど、うまくいくときばかりじゃないなあ。

これから暖かくなるとパーティシーズン。
何事もなく快適に過ごせますように。

家に戻る時マイケルから「きつね、いつの間に弁護士に相談したの?」と聞かれたけど、

してないよ。

はったりだったよ。

「きつねは日に日にタフになるね」

トロントに住んでるとそうなるわ。

悲しいわ。

これからマイケルの大試験に向けて私は応援団長なのだ。
騒音対策も私の仕事!

家事分担もストップでマイケルのフルサポートにまわります。

一生に一度の大きな試験。

ふぁいとーーーーー!!



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