review




ふるさと佐賀から始まり、
ノバスコシアで終わる2017年。

移動が多かったけど、
とても充実した一年になりました。

たくさんの本が読めたし、
自分の文章と向き合えたし、
様々なストーリー、新しい言葉に出会えました。

まだまだ未熟だし、暗中模索だけど、
指針はしっかりと決まり、いつもその目標について考え、
努力し、行動できた年でした。

タピの成長を近くで感じ、その都度、自分が彼に無条件で合わせ、
一番良い形を作っていく、「母親」って思っていたより奥が深いのね。

12月に読んだ「アイアムアウーマン」という本の中で
「母親は家族を知っている。みんなのことを把握し、いつでも思っている。
だけど家族は母親について知らない。その母親の中で湧き上がっているもの、その苦しみ、知るよしもない。」みたいな一文があって、妙に自分のことというよりも、自分の母のことを考えた。

母親になってから、自分の母や祖母を考える時間が増えた。
あの時どんな気持ちだったんだろう。あの時どんなに苦しかっただろう。
思いをはせるだけでは恩返しにはならないから、少しずつね、できることを。
それはずっと思っていたことだけど、コタを見守る日々に色が濃くなる気持ちです。

マイケルとたくさん衝突もあった。特にトロントに帰ってすぐの頃。
二人とも環境変化に心がいっぱいになって、お互いを支えられてなかった。
いっぱい喧嘩して、いっぱい話し合って、根気よく向いあったら、痛みが温かさに変わり、より一層二人で生活するのが楽しくなりました。

迷うこともある、
でも、迷ってたっていいと思うことにしている。
迷うってことは、気持ちがきちんとあるってこと。
大切なものがちゃんと大切、ということ。

2018年も、迷いながら、
時に衝突しながら、
それでもいいじゃないか、ドーンと来てください、

そんな感じで突入するらしい。



今年も本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

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