Chiaroscuro

ゆっくり家のことができると思ったら、
タピが早退で帰ってきたよ!
体調が悪かったみたい。今週はまた長くなるなあ。
クリスマスのプレゼントがたくさん届く。タピがいる分、親戚が張り切っていて、これまでにない量で届く。。ラッピングちょっと疲れてきた。

とそこまで書いて、週の終わり。ブログを書くので何が難しいって、まとまって書ける時間がとにかくないこと。タピが寝た後は読書か仕事か創作の時間と決めていて、ブログは日中少し空いた時間で書くのだけど、「少し空いた時間」は前触れ無しに強制終了の場合が多いのです。

オンタリオサイエンスミュージアムに初めてタピと一緒に行った。なぜかというと、数ヶ月前から彼は地球についてすごく質問してくる。「地球は僕が生まれたところ?」「地球はカナダのどこにあるの?」「地球にはどうやっていくの?」「月は地球のどこにあるの?」

今週、マイケルが「タピと一緒にマグマについて学んだ」と報告してきて、最近では「マミー、地球の中には何があるの」「地球の中のアチチチはマグマというの、ラーバと言うの?」「地球の中のアチチチがなくなったら地球は消えてしまうの?」「消防車に乗って僕が地球の中のアチチチを消したらどうなるの?」

最近の彼の話すことは、地球のことか、クリスマスのおじさんのことか、スーちゃんのこと。

スーが生まれたら、タピと二人でゆっくりお出かけする機会もグンと減ると思うので、ちょっと遠かったけど、サイエンスミュージアム行ってみた。インタラクティブな展示が多くて、子どもにとってはすごく楽しいと思う。一日中退屈しない。これまでロムと水族館の年間パスを持っていたけど、2019年はこっちにしようかなあ?



イングリッシュペイシェントを読み終わった。途中から光と影をテーマに思えて、それを軸に読んでいった。戦争という闇が終わり、ゆっくりと光が差す過程に、偶然か運命か同じ空間で生活を共にする4人。光が差していくのかという希望の見える展開から、光と闇の境界を一気に消し去り否定する強烈な光(闇)として描かれる原子爆弾投下。コロニアリズムの残す深い関係、問題をくっきりと映し出す。そのまま勢いで新作のWarlightを読む。これもテーマが似ているし、映画「ラストモヒカン」のアナロジーがあるのもイングリッシュペイシェントと同じ。イシグロのWhen we were orphansを思い出させる設定。

オンダーチェはこれが三作目だけど、最近の作品の方が読みやすいなと感じる。文体がシンプルで洗練されている。私が感じた光と闇というテーマはおそらくこの作品にも生きてきて、この二作を続けて読めるのは、ラッキーだなと思う。

タイトルが意味するものは何か、その光の中で解き明かされる謎の答えは。
最初の50ページを読んだところ。早く読み進めたい。


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