peregrination
いろいろ書きたいことがあるのだけど、短めに。
***
まず、パティスミスの「M TRAIN」は思ったよりも読むのに時間がかかったけど、面白かった!なぜ時間がかかったかというと、音楽や文学のリファレンスが多いために、知らないものをいちいち調べながら読むと、1日1章ずつゆっくりになったから。
途中で夫へのメモアーなのだなとわかってきてから、パティスミスのレコードをかけながら、さらに時間をかけて読みたくなり、とにかく調べられるものは調べた。この人の読書癖についての言及も多いのだけど、トランス状態になるというか、作者とチャネリングするくらいののめり込み読みができる人。ライブで歌ってるところが見たくなって、見てみたら、パフォーマンスも、音楽に深く潜っている印象を受ける。短い本だけど、生と死、コーヒー、アート、文学、音楽、友情、孤独、など多岐にわたるテーマに思いを馳せていて、私も潜って読めた。
マイケルが「この人の感じ、きつねにちょっと似てるからさ」とクリスマスにプレゼントしてくれた本だけど、私はここまでのめりこむ才能はないが、自分でもちょっと似てるかもなと感じた。
***

そして今年二冊目は、ずっと楽しみにしていたポーランドの作家オルガ・トルカチュクの「Flights」。私は訳本は英語から日本語の場合、訳が気になりすぎて集中できないので好きじゃないのだけど、この人の本は日本語の訳で読むほうがしっくりくるなあ。なんでだろう?英語で読んでももちろんとても素晴らしいのだけど、この脳みその奥にしんしんと入ってくるアイディアやストーリーが、私にとっては日本語のほうが体感しやすいのかも。英語だと、結構辞書をひきながら読んでしまう。でも、最初の100ページ、しつこく辞書を引いて読んだら、もうだいぶリズムがつかめてきた。
短い章に分かれていて、作者が言うように「旅の合間に読めるように書いた」感じ。だけど、面白いので、ついつい次へ次へ読みたくなる。この人の作品、読むのは三作目だけど、かなりプロリフィックな作家で、いっぱい作品はあるみたいなので、日本語訳・英語訳、どちらも探してみよう。続きを読むのが楽しみ。
***
タピが無事3歳に。
誕生日ケーキはどうしようか?と聞いたら、「マミーとダディと一緒にイチゴのケーキを作りたい」とやけにはっきりとしたリクエスト。スポンジを焼いて、一緒に飾り付け。いつもお菓子作りは遊びながら一緒にするけど、今回はマイケルも一緒だったから余計に楽しかったみたい。
タピがもう3歳なんて、信じられない。短くはなかったな。この3年、長かったな。
でも本当に大きくなり、たくさんのことができるようになり、タピがいるから考えられること、できるようになったこと、したいと思うようになったこと、たくさんある。
タピと一緒に過ごす時間があるから、マイケルとの時間や関係ももっとよく考えるようになったし、二人でもっと仲良く頑張れるようになった。
タピにたくさん感謝して、これからも大事に大事に、日々を過ごせますように。
っていう話をマイケルとしみじみしたバースデーの夜でした。
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まず、パティスミスの「M TRAIN」は思ったよりも読むのに時間がかかったけど、面白かった!なぜ時間がかかったかというと、音楽や文学のリファレンスが多いために、知らないものをいちいち調べながら読むと、1日1章ずつゆっくりになったから。
途中で夫へのメモアーなのだなとわかってきてから、パティスミスのレコードをかけながら、さらに時間をかけて読みたくなり、とにかく調べられるものは調べた。この人の読書癖についての言及も多いのだけど、トランス状態になるというか、作者とチャネリングするくらいののめり込み読みができる人。ライブで歌ってるところが見たくなって、見てみたら、パフォーマンスも、音楽に深く潜っている印象を受ける。短い本だけど、生と死、コーヒー、アート、文学、音楽、友情、孤独、など多岐にわたるテーマに思いを馳せていて、私も潜って読めた。
マイケルが「この人の感じ、きつねにちょっと似てるからさ」とクリスマスにプレゼントしてくれた本だけど、私はここまでのめりこむ才能はないが、自分でもちょっと似てるかもなと感じた。
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そして今年二冊目は、ずっと楽しみにしていたポーランドの作家オルガ・トルカチュクの「Flights」。私は訳本は英語から日本語の場合、訳が気になりすぎて集中できないので好きじゃないのだけど、この人の本は日本語の訳で読むほうがしっくりくるなあ。なんでだろう?英語で読んでももちろんとても素晴らしいのだけど、この脳みその奥にしんしんと入ってくるアイディアやストーリーが、私にとっては日本語のほうが体感しやすいのかも。英語だと、結構辞書をひきながら読んでしまう。でも、最初の100ページ、しつこく辞書を引いて読んだら、もうだいぶリズムがつかめてきた。
短い章に分かれていて、作者が言うように「旅の合間に読めるように書いた」感じ。だけど、面白いので、ついつい次へ次へ読みたくなる。この人の作品、読むのは三作目だけど、かなりプロリフィックな作家で、いっぱい作品はあるみたいなので、日本語訳・英語訳、どちらも探してみよう。続きを読むのが楽しみ。
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タピが無事3歳に。
誕生日ケーキはどうしようか?と聞いたら、「マミーとダディと一緒にイチゴのケーキを作りたい」とやけにはっきりとしたリクエスト。スポンジを焼いて、一緒に飾り付け。いつもお菓子作りは遊びながら一緒にするけど、今回はマイケルも一緒だったから余計に楽しかったみたい。
タピがもう3歳なんて、信じられない。短くはなかったな。この3年、長かったな。
でも本当に大きくなり、たくさんのことができるようになり、タピがいるから考えられること、できるようになったこと、したいと思うようになったこと、たくさんある。
タピと一緒に過ごす時間があるから、マイケルとの時間や関係ももっとよく考えるようになったし、二人でもっと仲良く頑張れるようになった。
タピにたくさん感謝して、これからも大事に大事に、日々を過ごせますように。
っていう話をマイケルとしみじみしたバースデーの夜でした。
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