セラピー2

ファミリードクターからもらったサイコセラピストのリストの中から、インターネットなどで経歴や専門分野を調べて、自分と合いそうな人にコンタクトしてみた。

その人に短めに自分が経験したこと、今どう言う風に感じてるのかを書いてメールを送ったら、すぐに

「君はトラウマセラピストに会わないといけない。僕は残念ながら違うので、この人に連絡してみて」

と連絡先をもらった。

その日のうちに連絡したら、すぐにメールで、「すぐにセッションを持ったほうが良いから、明日オフィスに電話して。多分午後に一つキャンセルが出ると思うから。」

と返ってきて、次の日セッションを受けれることになった。

初めてのサイコセラピー。

緊張したし、そこに行くまでに地下鉄に乗らなきゃいけなくて、すごく怖かった。
マイケルと一緒に来てもらったけど、涙が止まらなくて、オフィスに着くまでにもうへとへと。。

オフィスはとても広くて、アンティークとモダンな家具が組み合わさってとても居心地が良い。
先生はとても優しくて、このフィールドで何十年も経験のある女性だった。

ソファに座って、事故のことを話すのかと思ったら、事故のことは一切話さず、どうやって心がトラウマに反応するのを防ぐか、というのを具体的に教えてもらった。

トラウマセラピーは、一般のトークセラピーとは質が違って、トラウマと少し距離を置いて、呼吸や体のリズムを通常に戻すことから始め、落ち着いてきたらトラウマ自体の話をするらしい。

なんか、思ってたのと違うけど、私はプロでもなんでもないし、
去年の夏に受けたトラウマセラピストの先生のアプローチとも似てるところがあったので、騙されたと思って、実践してみることにした。

セラピーだから、心のことを話して、内的なのかと思ったけど、
体を使った簡単に出来るエクセサイズや、意識をどうやって外側に向けるかの練習など、かなり外的+フィジカルなものが多かった。

「忙しい生活の中で、私達は見るもの一つ一つに注意を払わず、情報を上書きしてしまう。だけど、きちんと一つ一つを認識してみると、それだけで意識はプレゼントに向かう。」

最初のセッションで理解したことは、私は今、トラウマとなった過去のシーンを今起きているようにリピートして、体がそれに反応してきついから、現在に意識を移していくことが大事だということ。

セッション一回で130ドルなので(他の調べたところも100ドル平均だった)、
保険でカバーされない場合きつい出費。

私は職場の保険がカバーしてくれたので、今回はセラピーを受けることが出来た。
思ったよりも、大きく影響を受けてて、なんだかもどかしいけど、焦らずがんばろう。

コメント

人気の投稿