重いナンパ、軽やかな褒めことば

ああー、なんか体調がさえない。。
体が重いーーーー。

季節の変わり目だからから？？
気持ちも重いーーーー。

どれだけ重いかというと、
回転ドアを押して抜けると息切れしてるくらい。
強い向かい風にしゃがみこんで、もう一歩も動きたくない、
ここで泣いてしまいたい、と思うくらい。

それくらい重い！！

もう歩きたくなかったので、
スタバでコーヒー。オーダー待ってるとき、独特の視線を送ってくる男性。

ああ、、どうか、話しかけてきませんように！
このだるいときに、フレンドリーはできない！！

トロントでは日本人（に限らずアジア人）の女性に変な憧れとファンタジーを持つ人が多いからか、

通りやバスの中などで声をかけられることが多い。

ひどい人は、第一声が”Are you Japanese?”　で、"How long are you staying here?" 

日本人の女性→短期滞在→仲良くなりたい、というこのロジックが見え見えの人がすごい多い。コミットメント、苦手でスカーー？と、ほんとに聞きたくなる。

"I'm Japanese and I am probably staying here permanently with my husband."と答えると、たいていの人がさっさと去っていく。

今日のスタバでは、

"Hi. I think you're so pretty. I just wanted to say hello."

ハローって言いたいだけっていう、声のかけ方、それもそれでどうなんだろう？日本人ですか、が来ないので、なんか拍子抜けして、

"Thank you." ってだけ答えたら、

"I think you're really pretty. I'm Brian. Nice to meet you.　What is your name?"

と握手を求められる。ハローだけじゃないのだ。
名前なんて、教えるか、このやろー！
もう本当に気分が重くて、いつもならにこやかにやんわり返すのだけど、

"Actually, I'm studying so..."

と言ったら、

"Ah, it's ok. I just really wanted to say hello because you're so cute."

と去っていった。一体、何がしたかったのだろうとぼけーっとしていたら、隣のおじいちゃんに、

"He really likes you." と声をかけられ、いかにさっきの人が私に好意を持ってるのかを説かれ、

なんかおじいちゃんの必死さに、2人はグルなのか？と思ってしまうほど・・

「私結婚してるので」

と言ったら、おじいちゃん静かになったけど、

なんかまたすごい疲れた・・・。

「きれいですね」と言われるの、素直に嬉しい（というか戸惑う）けど、その後どうしていいのかさっぱり分からないし、結婚してるって分かってるのになお、そういうこと言う人がいるので、

一体なんなのか本当に良く分からないのだけど、
これから温かくなって色々増えてくると思うので、気をつけよう。

逆に軽やかにしてくれる声かけもある。ストリートミュージシャンの側を通るとき、私はいつもヘッドフォンを外して通り過ぎるのだけど、そのときに、

I see your beautiful smile! とか、　Thank you for that! 

とか言われると、胸がきゅんとする。あとは、ピンポイントの褒めことば。

I love your boots!
I love your nail color. That's so springy! 

とか、通りすがりの人に声をかけられるとウキウキする。

重い体も心もなんだか少し軽くなる。あとは言葉ではないのだけど、お日様の光と、春の鳥ロビンもほんわかするなー。鳥が巣作りのための材料を集めるのは春のはじまりの印なんだって。

この鳥がロビン。一年中うろうろしてるけど、

春に青い卵をうむ、春の象徴として愛される鳥です。

去年、ロビンのるりこちゃんがうちの庭につくった巣と

きれいな空色の卵

明日は一日中仕事なので、体が軽くなりますように！

海外生活ブログ トロント情報