Mouse and Eagle
ジェイジェイ自転車屋さん(看板犬ジェイジェイがいるので、そう呼んでるけど本当はL&J Cycleです。)に、
自転車を預けた。チューンアップのため。ここは45ドル。
平均は50ドル前後なので、ここは安め。ここはおじちゃん1人で何でもするので、時間はかかる。今日預けて、出来上がりは来週の火曜日。ジェイジェイのおじちゃんは、何年も同じ場所にお店を構えてるので、お客さんが多くて、忙しいときは二週間待ちとかなる。
そのあと、学校へ。論文グループのミーティング。
昨日の夜、教授に今できる精一杯のライティングを送っていたので、すごくドキドキしていた。
マニアックな話だけど、私は最近ジュディス・バトラーと言うポスト構造主義の思想家にすごくインスパイアされて、苦手意識がすごく強かった西洋哲学を真正面からやることにして、ここ一ヶ月はもうどっぷり。
高校のとき、担任の先生に「お前は哲学ダメな」と言われてたのを引きずってたのだけど、バトラーを読んで、「先生の言葉がなんぼのもんじゃい!自分に引き寄せて、自分の言葉でちゃんと話せるようになりたい。」と覚悟を決めて、本当に読んだ。一語一語、少しでも分からなかったり、ちょっと違和感を感じる言葉は、辞書や他の文献と読み合わせて、引用のある箇所は原文まで戻って読んだ。
そして、自分の論文のトピックに引き寄せて、
理解した分と自分の考えをつなげて、組み立てて、
書いた。
自分の精一杯をぶつけたので、本当に先生の反応が怖かった。
先生からメールでの反応は無かったので、今日ミーティングで、
"I sent you my writing last night. I'm not sure if you had a chance to read it yet."
(昨日書いたのを送ったんですけど、読んでもらえましたか?)
と聞いたら、
Yes
と言って、じっと私を見つめる先生。
ちょーどきどきどきどき。
そのあと先生にっこり笑って、
「昨日夜遅かったから、ファイルが開くかだけ確認しようと思って開いたんだけど、読み始めたら、止まらなかった。一気に最後まで読んだよ。」
「素晴らしい。僕はこれ、大好きだよ。」
って。
うィーーーーーーーーーーーー!!!!
ちょーーーーーー、う、れ、し、いーーーーーーーーーー!!!!!!
これから書き進めるときに大事なことを先生がアドバイスしてくれた。
それが、今日のタイトルの ねずみと鷲。
先生はアニシナベファーストネーションの人なんだけど、コミュニティの教えにこの二つの動物がでてくるんだって。
ねずみは、小さなところを丁寧に、
わしは、空高くから大きな図を、
見る。
だから、ねずみになって書くときと、わしになって書くとき、バランスが大切だって。
ねずみばかりになってたら、いつか鷲に食べられちゃうかもしれないし、鷲ばかりだったら、小さなところを見落としてしまうかもしれない。
だから、行き詰ったり、何か違和感を感じるときは
自分がねずみなのか、鷲なのか考えて、
切り替えてみるといいんだって。
先生が丁寧に教えてくれる。今までとはちょっと違う手ごたえ。
すごく自信になった。
全力を出すのって、なんか怖いけど、でも、出した分だけ返ってくるものも大きい。
学校から家まで帰りながら、なんだか最近色んなものが動き出してる感じがするなーとしみじみ思った。
視界が開けていくと言うか、良く見える、そんな感じ。
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自転車を預けた。チューンアップのため。ここは45ドル。
平均は50ドル前後なので、ここは安め。ここはおじちゃん1人で何でもするので、時間はかかる。今日預けて、出来上がりは来週の火曜日。ジェイジェイのおじちゃんは、何年も同じ場所にお店を構えてるので、お客さんが多くて、忙しいときは二週間待ちとかなる。
そのあと、学校へ。論文グループのミーティング。
昨日の夜、教授に今できる精一杯のライティングを送っていたので、すごくドキドキしていた。
マニアックな話だけど、私は最近ジュディス・バトラーと言うポスト構造主義の思想家にすごくインスパイアされて、苦手意識がすごく強かった西洋哲学を真正面からやることにして、ここ一ヶ月はもうどっぷり。
この人がバトラー。
画像はここからお借りしています
高校のとき、担任の先生に「お前は哲学ダメな」と言われてたのを引きずってたのだけど、バトラーを読んで、「先生の言葉がなんぼのもんじゃい!自分に引き寄せて、自分の言葉でちゃんと話せるようになりたい。」と覚悟を決めて、本当に読んだ。一語一語、少しでも分からなかったり、ちょっと違和感を感じる言葉は、辞書や他の文献と読み合わせて、引用のある箇所は原文まで戻って読んだ。
そして、自分の論文のトピックに引き寄せて、
理解した分と自分の考えをつなげて、組み立てて、
書いた。
自分の精一杯をぶつけたので、本当に先生の反応が怖かった。
先生からメールでの反応は無かったので、今日ミーティングで、
"I sent you my writing last night. I'm not sure if you had a chance to read it yet."
(昨日書いたのを送ったんですけど、読んでもらえましたか?)
と聞いたら、
Yes
と言って、じっと私を見つめる先生。
ちょーどきどきどきどき。
そのあと先生にっこり笑って、
「昨日夜遅かったから、ファイルが開くかだけ確認しようと思って開いたんだけど、読み始めたら、止まらなかった。一気に最後まで読んだよ。」
「素晴らしい。僕はこれ、大好きだよ。」
って。
うィーーーーーーーーーーーー!!!!
ちょーーーーーー、う、れ、し、いーーーーーーーーーー!!!!!!
これから書き進めるときに大事なことを先生がアドバイスしてくれた。
それが、今日のタイトルの ねずみと鷲。
画像はここからお借りしています
先生はアニシナベファーストネーションの人なんだけど、コミュニティの教えにこの二つの動物がでてくるんだって。
ねずみは、小さなところを丁寧に、
わしは、空高くから大きな図を、
見る。
だから、ねずみになって書くときと、わしになって書くとき、バランスが大切だって。
ねずみばかりになってたら、いつか鷲に食べられちゃうかもしれないし、鷲ばかりだったら、小さなところを見落としてしまうかもしれない。
だから、行き詰ったり、何か違和感を感じるときは
自分がねずみなのか、鷲なのか考えて、
切り替えてみるといいんだって。
先生が丁寧に教えてくれる。今までとはちょっと違う手ごたえ。
すごく自信になった。
全力を出すのって、なんか怖いけど、でも、出した分だけ返ってくるものも大きい。
学校から家まで帰りながら、なんだか最近色んなものが動き出してる感じがするなーとしみじみ思った。
視界が開けていくと言うか、良く見える、そんな感じ。
帰り道に見た大きな木と月
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