翻訳ボランティア

映画の仕事を通して、被災地の方とのつながりができ、カナダに帰って来てから少しずつ翻訳ボランティアをするようになった。

海外の人たちで被災地で出会った人に手紙を書きたい、東北に海外から訪れた人に手紙を書きたい、という人たちの手紙やメールのやり取りのお手伝い。それから、西海岸に流れ着くものに書いてある日本語を訳すお手伝いをしている。

撮影で現地に行ったとき、多くの人が日本各地から来て清掃活動や、捜索活動、教育活動などをされていて、正直、取材で話を聞き、カメラを向けつつ通り過ぎてしまう自分が、申し訳なかった。



カナダに帰ってから、現地の方と手紙のやり取りをするうちに、「あの人はどうしてる?」「カナダでこういうことはできない?」という問い合わせを受けるようになって、自分でできることなら少しでもやりたいと思うようになった。

1人でする作業なので、ゆっくりだし、あんまり量はこなせない。
それに、良く状況や間柄が分かった上での仕事になるけど、そのつながりの部分に自分がなれるのが嬉しいし、ありがたい。やり取りの一つ一つに、人の温かさが滲んで、心が温かくなる。

ぎゅっと心に留めて、
忘れたくないことばばかり。

そして、言葉も境遇も違う人たちが短い間に一度会っただけなのに、
広がっていく、深まっていくつながりに、

勇気をもらうというか、背中がおされる。

☆最近すごく気になっているTemporary Foreign Workers Programについて英語のブログに書きました。

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