夫婦と風見鶏

朝、仕事の後にスカイプで母と通話。
母は介護の仕事をしているので、マイケルの病状を話してアドバイスをもらい、
バケーションから帰ってきたファミリードクターのところへ向かった。

最近病院ばかりで疲れる。
昨日はひどいストームでどこにも行けなかったから、家の中がすごくどんよりして、みんなカリカリして、気が滅入った。フリージングレインが窓に叩きつける。

打って変わって今日は鮮やかな青空。道路の氷も溶けて、運転できた。
ファミリードクターのところに行っても特に進展はなかったけど、どうするべきかクリアな目処は立ったので良しとしよう。

久しぶりにファミリーで外出する。ルーネンバーグへ。
いつものカフェでいつもの人たちと顔をあわせる。
海が近く、人が優しく、良くも悪くも小さなコミュニティ。
田舎者の私は、この街に来るとほっと一息つける。

マイケルがこんなに病気になったのは初めてのことで、
これが「夫婦」である、ということなのかなって、ちょっと最近感じる。

「病める時も健やかなる時も」

その人のそばに寄り添う。いいことばかりじゃなくて、不安から相手に当たったり、コミュニケーションがうまくいかなくなってしまったり。

理不尽でも、筋が通らなくても、全てをくんで包み込めるような大きさが私にはまだ無いなあ。すぐに涙が出てくる。

だけど、背筋をただして、お互いに対して優しくオープンでい続けられるように努力したい。私がマイケルを頼る分、私も自立してしっかりする。支え合っていきたいな。

風が強い。風見鶏がまっすぐ立って方角を教えてくれる。

迷うとき、心を安心させられるような強い人になりたい。

ルーネンバーグの風見鶏

近所の風見鶏

I hope you had a lovely day with a great wind! :) 

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