アイススケートのすすめ！

凍るオンタリオ湖

雨ふりの日曜日。スケートに行く日なのに、なんで雨なんだよう。

マイナス５度くらいがちょうどいいのに、今日は３度くらいだった。

久しぶりにスケート靴を肩からかけて歩く。すぐに話しかけられる。

「どこにスケートいくのー？」
「今朝はあのスケート場、すごくスラッシーだったよー」

スケート靴は魔法の道具。友達がほしかったら、スケート靴を持って歩くといい。スケート場にたどり着くまでに、たくさんお話しできる。

友達の仕事が終わらないくて、ソロスケーターになる可能性が大だったので、大きめのショルダーバック（靴が入るように）、ビニール袋（靴を入れるので）、汚れてもいいタオル（滑った後歯をきちんとふかないと錆びちゃうから）を用意。滑るときにロッカー借りてもいいんだけど、ロッカーがなかったり、人が多かったりしても、自分で抱えて滑れたほうが安心。バックパックをからって滑る人も。

こんな感じ

長時間スケートしてると、体がどうしても冷えてくるので、なるべく厚着していったほうがいいよ！

いつもは市役所のところか、ダファリンのスケートリンクに行くけど、今日ははじめてのハーバーフロント。湖がきれいー！そして飛行場がすぐ近くなので、着陸体制の飛行機が入ってくるのをなんこも観れる！うるさいけど、かっこいいーー！！スクーナー船も停まっていて、いっぱい写真スポットがあったよ。散歩だけでもおすすめ。

かもめちゃん

ハーバーフロントのスケートリンクはきれいで、見晴らしは抜群。休憩スペースやスナックスペースも充実してる。だけど、私は市役所の方がやっぱり好きかなあ。

ライトアップが可愛いこともあるけど、理由の第1番目は、氷のメンテナンスの頻度が高いこと。

いっぱいの人が滑ると氷の表面が荒れてきて、すごく滑りにくい。私みたいな初心者にはすごくストレス。市役所は頻繁にクリーナーが入るので、良い氷の状態で滑るチャンスがとても高い。ハーバーフロントは、あんまりクリーンしてくれなくて、しかも、今日は気温が高かったので氷が悪くて滑りにくかったよー

このマシーン、大事！（画像はウィキピディアより）

ちなみに、あのマシーン、ザンボニマシーン（ボにアクセントだよ）って呼ばれています。アイスリサーフェーサーという名前もあるけど、カナダ人の友達が言うのは圧倒的にザンボニマシーンが多い！発明して人の名前なんだってさ。これが働いてる時に、ホットチョコレートを飲みながら、休憩するの大好き！

もう一つ、スケート初心者の心得。一人でスケートに行くと、なかなかリンクの上に一人で降りるのが怖い。特に、リンクとの段差がある入り口はなかなか勇気が出ない。

なので、もう私は最初から一人で降りようとは思わない！

近くにいる人に

Could you help me get on the ice?

と助けを求めるとすごく楽！

断られたこと一回もないし、そこから一緒に滑ってくれたり、会話が弾んだり。

楽しい。知らない人と手を繋ぐのに抵抗がある人はやめたほうがいいかもしれないけど、すぐに素敵な笑顔がもらえるから、好きなスケートの始め方です。

私はスケート歴はまだ３年。トロントに移民した年にスケート靴を買って、始めました。氷の上に立つこともできなかったけど、ほぼ毎日一人で通ってたら、いろんな人が教えてくれて、今は一人でも滑れるようになりました。ターンとかは全然できないけど。（私のトロントスケートストーリーはこちらからもどうぞ）

友達が増えるし、友達と遊べるし、スケートはトロント冬生活の醍醐味かも。おすすめです。

ひとりでぐるぐるしてたら、友達もやってきて、夜までわいわい滑ったよー。

夜になると日曜日でもそんなに忙しくない

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