「ゆき」あそび

今度雇ってもらえることになった映画会社はトロントのほかに、ニューヨークやロサンゼルス、ロンドン、モントリオールにオフィスがある結構大きな会社。

この前の仕事で一緒に働いたラインプロデューサーの人が紹介してくれたみたい。
今日契約書が届き、胸がドキドキする。

ドキュメンタリー映画も編集作業が大詰め。お呼びがかかることも多い。
今監督達が他の撮影でラスベガスに行ってるので、今のうちにつめて勉強する。

なんだか不思議。
全然思ってもいなかった世界に縁があり、こうやって広がっていく。

広がっていって、ちゃんとチャレンジしていけるように、精一杯取り組みたいし、学びたい。

トロントは春めいたかなと思ったら、また雪が降った。気温はそんなに低くないけど、どんよりしてる。

雪は朝の真っ白から、夕方にはスラッシーで黒い塊にかわる。

朝日と雪のお庭


英語にはいろんな雪の表現があって、難しいなあと思っていたら、ヌナヴト準州で働いていたナオミが、イヌイットの人たちは何百もの(何千という人もいるけど)「ゆき」を表すことばを使うんだって教えてくれた。当たり前だけど、雪への対し方も場所が異なれば違うのだよな。

例えば、

klin:            remembered snow

naklin:          forgotten snow

とか。覚えられてる雪と忘れられた雪ってどんなのだろう?
(他のゆきリストはこちらのページから)

ちょっと雪はうんざりだけど、このリストを見ながら、どのことばが一番この雪にふさわしいかなって考えると、楽しそう。

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コメント

  1. どうも初めまして。

    イヌイット語のklinとnaklinってなんかロマンチックですね。

    日本語でいろいろな表現があるのは米とかしか思い浮かびません。
    うーん。あまりロマンチックではないですね(笑)。

    こういう自分の思いつかない視点で世界を見ている人々って
    とても興味深いです。

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    返信
    1. れいかさん、
      返事がもうすっっごく遅くなってしまい、ごめんなさい。
      本当ですね。日本語は米の言葉、多いですね。
      あと、色を表す言葉も多くてきれいですよね。
      その土地その土地で発達することば、とてもおもしろいですよね。

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