"何が来ても、私は大丈夫"という才能
トロントではドキュメンタリー映画のお祭りHot Docs Festivalがあるのだけど、
私が東北に撮影に行ったプロダクションもこのお祭りをきっかけに資金を得、ここまでやってきた。
今日、監督達がここまでの道のりをシアターで話す会があり、行ってきた。
入り口で
「あなた映画監督なの?これは映画監督だけの集まりなの。そうじゃないなら帰って。」
と言われ、かなり焦ったけど、監督からの招待のメールを見せると入れてもらえた。
どうやって自分のアイディアを放送局に買ってもらえるかということに話がかなりいったけど、その中で自分でも仕事をGETする上、ネットワークを広げる上で役に立つなと思ったのが:
監督の冗談を交えた軽快なトークと、大事なところ、しゅっと強調するところ、
プレゼンテーションもすっごく勉強になったし、ハリウッドで数十年働いた人だけあって、なんか、どっしりしててかっこいい。こんな人と一緒に仕事ができたなんて光栄だ。
トークが終って、そのあと軽食を囲みながら監督の皆さんと話す。
ぜんっぜん、話わかんないし、何で自分がそこにいるのかすら、さっぱりわかんなかったけど、
友達のモニカにばったり遭遇。彼女も中央アメリカで映画を作ってる。
モニカを監督に紹介し、私はエディターさんやフェスティバルの役員さんに紹介してもらい、なんかこういうふうにネットワークって広がっていくんだなーって実感。
そのあと、監督が飲みに連れて行ってくれ、仕事のこと、いっぱい話した。監督、だいすき。
すごくおもしろいけど、ちらり、ちらりと見えるプロフェッショナルな眼差しがかっこいいー♪
「きつねのこと、Specialだと思ってる。
色んな人は色んな才能を持って生まれてくる。ある人は歌う才能、絵を描く才能、
君は語学力にたけ、人とのつながりを容易に作る。でも、それ以上に君には
たくさんのことに耐えられる才能がある。何がきても、私は大丈夫って言う、しっかりとした人間としての強さ、ぎゅっと物事を正面から捉えて、それがつらくても、逃げずにマネージできる強さ。
何かしようと決めたら、一筋縄ではひかない強さ。
僕は君を学業やアカデミックな世界から迷わせようとしてるわけじゃないけど、その「たくさんに対処できる」才能は、この業界ではとても重宝されるよ。
君がこの世界で生きていくなら、将来、自分の作品を僕らのような立場で作っていると思う。」
「どんなことで君のその才能を使おうと決めても、僕たちはフルにサポートする。それがメディアなら尚更。僕たちはきつねの力を認めて、これからのポテンシャルに大いに期待してる。いつでも、出来る限りの力で君をサポートする。」
監督二人から、同じような声かけをして頂いて、
涙が出そうだった。
A gift of being able to deal with a lot.
もう何がきても、大丈夫。
というのは、よく母が言ってくれる言葉でもある。
「あんたもう何が来ても大丈夫やんね。」
色々つらいことが立て続けにあった10代から20代初め。そこから学んだself-reliance。
だけど、本当はそんなことなくて、とっても弱い私。すぐにふにゃふにゃするし、色んな人の支えなくしては一日だって生きていけない。でも、トロントで、自分の精一杯で初めてクリエイティブに働けた、それを側で見ていた人たちに、母が私に見ている同じ「強さ」を認めてもらえたのは、本当にうれしい。
ラフカットの上映会がもうすぐ。
私もスクリーンに映る。あんな大きなスクリーン。ちょっと怖いけど、楽しみでもある。
迷うことも多いけど、
ねえ、
ときどきこういうモーメントがある。
私、思ったよりも良い場所に立っているのかな。
わくわくする、あなたの世界へ。
私が東北に撮影に行ったプロダクションもこのお祭りをきっかけに資金を得、ここまでやってきた。
今日、監督達がここまでの道のりをシアターで話す会があり、行ってきた。
入り口で
「あなた映画監督なの?これは映画監督だけの集まりなの。そうじゃないなら帰って。」
と言われ、かなり焦ったけど、監督からの招待のメールを見せると入れてもらえた。
どうやって自分のアイディアを放送局に買ってもらえるかということに話がかなりいったけど、その中で自分でも仕事をGETする上、ネットワークを広げる上で役に立つなと思ったのが:
1.30秒間のエレベーションスピーチを用意しておく(30秒で自分が誰で、どんなプロジェクトで働いているのか説明できるようにしておく)
2.名刺の裏、もしくは、名刺をもらったその日にノートにはり、そこに、どんな人だったか、どんなことを話したか、どんなフィードバックをくれたかをメモする
3.自分から動き、どんなソーシャルなイベントも逃さない。動かないと誰もあなたのことを知らない。
4.用意は周到に、真剣に。忙しい人たちが耳を貸してくれるチャンスを不意にしない。話せる機会を与えられたならば、どんなに小さな枠でも全力を尽くし、万全を期す。
5."NO"は”GET LOST"に変わるまであきらめて良いサインだととらない。粘ることも大切。
6.フォローアップはマメにする。作ったつながりを自分から離さない。
監督の冗談を交えた軽快なトークと、大事なところ、しゅっと強調するところ、
プレゼンテーションもすっごく勉強になったし、ハリウッドで数十年働いた人だけあって、なんか、どっしりしててかっこいい。こんな人と一緒に仕事ができたなんて光栄だ。
トークが終って、そのあと軽食を囲みながら監督の皆さんと話す。
ぜんっぜん、話わかんないし、何で自分がそこにいるのかすら、さっぱりわかんなかったけど、
友達のモニカにばったり遭遇。彼女も中央アメリカで映画を作ってる。
モニカを監督に紹介し、私はエディターさんやフェスティバルの役員さんに紹介してもらい、なんかこういうふうにネットワークって広がっていくんだなーって実感。
そのあと、監督が飲みに連れて行ってくれ、仕事のこと、いっぱい話した。監督、だいすき。
すごくおもしろいけど、ちらり、ちらりと見えるプロフェッショナルな眼差しがかっこいいー♪
「きつねのこと、Specialだと思ってる。
色んな人は色んな才能を持って生まれてくる。ある人は歌う才能、絵を描く才能、
君は語学力にたけ、人とのつながりを容易に作る。でも、それ以上に君には
たくさんのことに耐えられる才能がある。何がきても、私は大丈夫って言う、しっかりとした人間としての強さ、ぎゅっと物事を正面から捉えて、それがつらくても、逃げずにマネージできる強さ。
何かしようと決めたら、一筋縄ではひかない強さ。
僕は君を学業やアカデミックな世界から迷わせようとしてるわけじゃないけど、その「たくさんに対処できる」才能は、この業界ではとても重宝されるよ。
君がこの世界で生きていくなら、将来、自分の作品を僕らのような立場で作っていると思う。」
「どんなことで君のその才能を使おうと決めても、僕たちはフルにサポートする。それがメディアなら尚更。僕たちはきつねの力を認めて、これからのポテンシャルに大いに期待してる。いつでも、出来る限りの力で君をサポートする。」
監督二人から、同じような声かけをして頂いて、
涙が出そうだった。
A gift of being able to deal with a lot.
もう何がきても、大丈夫。
というのは、よく母が言ってくれる言葉でもある。
「あんたもう何が来ても大丈夫やんね。」
色々つらいことが立て続けにあった10代から20代初め。そこから学んだself-reliance。
だけど、本当はそんなことなくて、とっても弱い私。すぐにふにゃふにゃするし、色んな人の支えなくしては一日だって生きていけない。でも、トロントで、自分の精一杯で初めてクリエイティブに働けた、それを側で見ていた人たちに、母が私に見ている同じ「強さ」を認めてもらえたのは、本当にうれしい。
ラフカットの上映会がもうすぐ。
私もスクリーンに映る。あんな大きなスクリーン。ちょっと怖いけど、楽しみでもある。
迷うことも多いけど、
ねえ、
ときどきこういうモーメントがある。
私、思ったよりも良い場所に立っているのかな。
わくわくする、あなたの世界へ。
素敵な言葉を貰いましたね。
返信削除もちろんきつねさんのその性格や個性や才能をみての言葉なのでしょうね。
そしてそんな人たちをひきつけるのもきつねさんの才能のひとつだと思います。
これからも頑張ってくださいね。
お引越し考えられているとのこと、またこの辺(近所)だったらいいけど
もしちょっと遠く離れてしまいそうならその前にお会いしたいですね。
wocean2さん、
削除本当に長い間お返事をしないで、ごめんなさい!!頂いてじーんとして、良く考えてお返事をしようと思ってると、どんどんタイミングを逃してしまい、、本当にすみません。。
まだ引越しの予定はありませんが、お会いできたらきっと楽しいですね!是非、映画の公開のとき、観に来ていただいたら、うれしいです。夏くらいには出来上がると思うので、出来上がって公開が決まったらまたお知らせしますね。わんちゃんにも会いたいですー!