a sense of community

JCCC(Japan Canadian Culture Centre)の夏祭りに行ってきた。
友達の生後2ヶ月の息子さんといっしょに。

ここには載せないけど、赤ちゃんの写真、いっぱい撮った。
かわいいあんよ。


私はトロントに日本人の知り合いや友達があんまりいないので、久しぶりに日本語がいっぱいの空間にいれて、新鮮だった。仕事も大学の学部も日本人が1人もいないし、仲良くなってもすぐに帰国の人が多いので、難しい。剣道をしにJCCCに通おうかな。見学だけでも行ってみようかな。

とてもきれいな建物で、食堂もちゃんとあって、居心地の良さそうな場所だった。
日系の人のカナダでの歩みの展示もあり、1800年代末に移民してきた人たちや、二世の人たち、3世の人たちの手記が読めて、すさまじい困難を絶えて、今の日系コミュニティをつくられたんだなあと、改めて考えた。Joy Kogawaの小説「Obasan」や、歴史の本などで読んではいても、実際に写真や、インターメンとキャンプに持っていった小さなスーツケースを見て、その手触りと言うか、胸に迫るものがあった。

木陰に座って、日本舞踊を見ながら、から揚げ串をほおばる。たくさんの日本人の家族や、いろんな国の人たちと日本の人が国際結婚して出来た家族。

七夕とお盆祭りを併せたお祭りなんだって。

お祭りと言えば、カキ氷。
長いこと食べてない。列に並んでいたら、前に並んでたおじちゃんが、Star Trekの話とか、日本に行ったときに参加したSi-fiコンベンションの話とか、淡々としていた。私達に話していたみたいだったのに、私達の理解度を気にせずにマニアックな話を進めるから、

ぜんぜん面白くなかったー。

カキ氷の味、いろいろ
ライチとかピンクレモネード

これはチェリー、グレープ、ライム味
その名もレインボースペシャル!
(私はふつうにハワイアンブルー練乳がけにしたよ)

そんなに出店は多くなかったし、大きな規模のお祭りではないけれど、しっかりした人のつながりが感じられて、素敵なお祭りだった。

盆踊りも。一緒に踊りたかったなー。

帰りに近所を歩いていると、リタおばあちゃんと息子さんが向こうから歩いてくる。リタおばあちゃんが、

"Photo, photo, me, model!"

とポーズを撮るので、シャッターを切ったら、

"Oh no! me kidding! no picture!"

と恥ずかしそうにして、でもすぐに、真剣に、

"LET ME SEE!"

見せてくれと、カメラのモニターを覗き込む。

顔を上げて、満面の笑顔で、

"Good, good, you good picture!!!"

あと数枚息子さんとのツーショットを撮らせてもらった。現像してプレゼントしに行こう。

「きつねがカメラビジネス始めたら、私、会計で働く!」と元気にリタおばあちゃん。

全然カメラビジネスを始める気も才能も無いけれど、リタおばあちゃんの100%サポート姿勢が、なんだか心強い。

私も私なりのトロントコミュニティ、しっかり築いて行きたいな。

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