Leap of Faith
朝、映画の監督に会う時間をつくってもらい、キャリア相談。
監督は本当に忙しいスケジュールなので、朝のコーヒーと朝ごはんをしながら、ミーティング。親身に色々きいてくれて、いっぱいアドバイスもくれた。
今度のプロジェクトも雇ってくれることにはなっているけど、ドキュメンタリー作りは、計画通りに行かないことが多くあるので、あまり正確な時期は期待せずに気長に待つ。その間に出来るだけ成長したいし、もっと勉強できる環境に身をおきたい。
コンタクトする人のリストと、本やフィルムのリスト。
まだ博士課程を選択から完全に外したわけではないけれど、まず、私の秋からの世界は監督の世界を追っかけることになりそうだ。
大学まで寄り道しながらゆっくり歩き、ノバコフの新しい小説を開く。
お気に入りの場所。大学の中庭。
緑と古い建物に囲まれた空間
とてもきれいなところで、あまり人気もないので、よく、カメラマンの人や、結婚式の記念撮影をしている人をみかける。ここではファルコンや、すずめ、ロビン、キツツキなど、色んな鳥が見れるので、私は専ら、鳥にカメラをむけているけれど。
光のシャワー。
何かが欲しいと、心を決めて、自分から声を上げて動けば、色んな人が手を差し伸べてくれる。
去年、東北で監督のカメラをのぞきこみながら、そのフォーカスが欲しいと強く思った。あの頃は、監督の背中を追いかけてみたいと、具体的に思っていたわけではないけれど、論文が終ってから、暇さえあれば読んで、毎日一本ずつ欠かさずドキュメンタリーを見ている。自分でも驚くぐらい、のめりこんでいる。
自分の行きたい道を手探りで進み始めたら、自然と新しい出会いが続いているから不思議。
自分のやりたいこと、面白いと思うこと、狙いを定めたら
今のきつねみたいに、
自分を信じて、飛び込んでみる。
そして、自分の力を試してみる。
きつねには、ダメだったら戻って再調整する時間、
いくらでもあるでしょう?
その繰り返しで、私は今、ここにいるよ。
そのプロセスに終わりなんてない。
狙いを定めて、覚悟を決めて、
こわいけど、信じて飛び込むことの
繰り返し。
監督のことば。
日陰ではひんやりとする夏
どうしてアグレッシブにどんどん、みんな自分を売り込んで前に進めるのだろうと、
どうしてか、カナダで私はもう一つ押しが弱いなあと以前は思っていた。
それは北アメリカと日本の自己アピールの違いなのかとかいろいろ考えたけど、
最近、その内に秘めたドライブがあれば、自然とそういう風になるのかなと、色んなフィルムに携わる人に会いながら思う。
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