卒業しました。

卒業したぜよ！

わーい！

このレガリアを着れるこの日がすごく待ち遠しくて、久しぶりに楽しみすぎて眠れない、当日、そわそわして落ち着かず無意味にすごく早く家を出て、

登録を済ませ、憧れのトロント大学コンボケーションホールで卒業式！

ぴかぴか輝くセレモニーホール。オルガンの生演奏。厳かな雰囲気の中、入場。

赤いローブはPhD。ピンクが私達、Masters of Arts、黄緑がMasters of Education、黒が基調になると学部生と、ランク順に並ぶ。マイケルが偶然私と対角線上になる席に座ってて、私のブロックを撮ってくれた。　このコンボケーションでは、一人ひとりの名前がきちんと呼ばれ、壇上でチャンセラーやディーンから１人ずつ「おめでとう」と言葉をいただき、ハグや握手をしてもらう。名前が呼ばれると、友達や家族から歓声が上がる。

久しぶりの友達にもいっぱい会えて、本当に楽しかった。

この学位、心からうれしい。そして、こんなに素晴らしい場所で素晴らしい人たちと勉強できたこと、幸運だし、ありがたいなあと思う。

母子家庭で金銭的に厳しかったので、いつも自分でできるぎりぎりまでは自分で稼ぐ、という学生生活を日本では送っていた。だからほぼフルタイムで仕事して、フルタイムで学校。その中で学ぶことも多かったけれど、もっともっと勉強したいという気持ちも強くて。

トロント大学で、授業料免除、プラス生活費を大学から出してもらえるというプログラムを発見し、応募、そして合格。

初めて、バイトに追われない環境で勉学に取り組めた。

そういう恵まれたプログラムで、刺激的な人たちと毎日勉強して、
友達になり、教授たちに鍛えられ、それからマイケルにいっぱい支えてもらった。

その中で、いっぱい開くドアがあった。バイトしないと思っていたのに、蓋を開けたら、本当にたくさんの仕事をさせて頂いた。

２年前、大学院で勉強を始めたときの日記：

09/13/2012 09:39:34:
 朝4時ごろなんだか昨日の講義がもやもやして目が覚める。眠れそうに無かったので、起きて勉強。朝食の後、図書館でまた勉強。
オリエンテーションへ。もうプログラム内の全員と話したような気分になるくらい色んな人と話した。皆すごすぎて、何でその中で自分がＦｕｎｄｅｄ　Ｐｒｏｇｒａｍで入学してるのか全く分からず、置いていかれているような気持ちになる。（謙遜とかでなく、本当に自分が情けないと言うか、ちっぽけというか。。）
人と比較してもどうしようもないことは分かってるけど、本当に世界ってひろいし、すごいなぁとただただ思うばかり。
とにかく、芯をしっかり見て、自分を信じてやってみるしかない。飲み込まれそうに感じるけど、そういうＣｈａｌｌｅｎｇｉｎｇな場所で様々挑戦できること、それはずっと望んでいた環境だから。まずは慣れるまで、食らいついていこう。

 この状態から、２年間。本当にたくさんのことを学んで、つらいこともいっぱいあったし、寂しくて日本に帰りたいなあと思ったこともあったけど、無事オールA以上の成績で卒業。論文も高い評価を頂いた。

昨日あの卒業式のガウンを着て、周りの仲間を見渡し、そして自分の名前が呼ばれたとき、

ありがとうを言いたい人の顔がいっぱい浮かんで、

このセレモニーに、

そのみんなに来て欲しかったな。

母や妹、姉、親友、恩師、

みんな日本にいるんだけど、みんなに来て欲しかったなあ。

うれしいのに、寂しい。だけど、これも含めて、私の選んだ道。

セレモニーの後、寒いのにマイケルカメラマンがいっぱい写真を撮ってくれた。

そう。この人と、選んだ道だ。



全ての支えてくれる人たちに、
心から感謝。

本当にありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

Graduated today. So thankful for all the people I met through this journey. I know it's just the beginning, but I feel extremely thankful and blessed for such an opportunity to meet and learn with wonderful people like you. Love love love y'all!

そしてブログを通して応援いただいている皆様、
本当にいつもありがとうございます。
このスペースは私にとって、心や頭を整理するとても大切な場所です。これからも、いろいろアドバイスや応援などいただけるととても嬉しいです。これからも宜しくお願いします。

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