カナディアンジョブワークショップ

朝５時半から一つ目の仕事。
終わってすぐにスカーボロまで仕事。片道一時間。

友達の働く企業のヘルプに入ったのだけど、手伝うのがジョブワークショップだった。
昨日私が移民のために参加したものと同じだけど、
違うのは、参加者がみんな移民経験のないカナディアン。

ずっとカナダに住んで、一回仕事をしたけど子育てなどで離れていた人や、
今までセールスをしてきたけど、キャリアチェンジしたい、という人。

移民向けのと違ったのは

１　英語のスピードが速い
２　ジョークのスピードも速い
３　スラングを多く使う

という表現上のものはあったけど、教える内容としてはあまり違いがないなあという感じ。

子育てなどで仕事から離れていると、履歴書に空白ができてしまって、それはあまり好まれないらしいけど、そういうときは

ホームエンジニアー

というポジションをそこに入れて空白を無くしちゃえばいいんだって。

「家を切り盛りして、家族を支えるというのは本当に大切で大変な仕事。だからそこで培ったスキルを堂々と書けばいい。」

自らも５年間子育てに専念してから社会復帰したキャリアカウンセラーがアドバイスをしていた。

昨日ちょっと春めいたと思ったのに、今日は大雪。
ああ、まだ春は遠いのね。

あっというまにこうなる

お昼が食べれなかったので、カフェに入る。そしたら、ホームレスのおじちゃんが横に座った。ハローとあいさつ。ちょこっとスモールトークしたら、真剣な目で

can I ask you a favour?

ときかれ、なあに？ときいたら、食べ物のお金ちょうだいって。
なのでバーベキューチキンをご馳走した。

私の読んでた本を手にとって、まじまじと見つめるので、いい本だよと言ったら、にっこり笑ってくれた。そのあと３人くらい違う人に食べ物のお金もらって、なんかバリューセットみたいなランチを私の横に持ってきたので、

「私のランチよりよっぽど豪華だよ」って言ったら
にんまり笑っていた。変なんだけど、一緒にふつうにランチ食べたよね。
そしてふつうに楽しかった。

「じゃあまたねー」とおじちゃん出て行ったけど、こんな雪の中、大変だなあ。
シェルターもスペース限られてるし、そんな快適なスペースじゃないし。
ホームレスになった友達のことを考えた。風邪ひかないようにね！！

カフェを出て、雪の中歩いて帰ってたら近所のリタおばあちゃんの息子さんに呼び止められた。

「ちょっとお母さんに会っていってよ。」

リタのおうちをみたら、カーテンの隙間から手を振るおばあちゃん。
いつものコーヒーをご馳走になって、また夕食にとパスタを持たせてくれた。
世間話をして、リタのいつもの「この近所の無法者」ゴシップが始まる。
何度も同じこと話してるのに、この変わらない熱気と興奮度はなんだろう？？笑
リタだーいすき！！
そしてリタがいつも決まって聞くのは、
「日本のお母さん元気？」
聞かれるたびに、とてもあたたかな気持ちになる。

家に帰ったら違う仕事のオファー。これも楽しそう。
そして監督から次のプロジェクトのプロポーザル。今度のはスポーツ系！
なんでこんなに重なるときはいろいろ動くんだろう。
いろいろすることはあるけど、まずは明日のワークショップの予習と復習終わらせなきゃ！

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