不眠反省読書

ちょっと仕事で失敗(?)をしてしまい、そのことを考えてたらあんまり眠れなかったんだけど、

いろいろ腑に落ちないことがあったのだ 今日も朝から通訳の仕事だーー!!

電車でごとごと1時間半。今度は南西へ。
この一週間で絶対自分では行かなかった場所にたくさん行ってる。
とても楽しめたし、よく動けて、気持ち良く仕事できた。

新しい人と会い、エネルギーをもらったからか、見方が変わって、自分の仕事の失敗のことも落ち着いて考えることができた。しっかり反省して、謝るべき人にしっかり謝って、何をするのがベストなのかしっかりコミュニケーションをとりながら、進めていこう。

ひとつの会社の中で働いていても、日本語がわかるのは私だけで、先輩もいなくて、新しいことを自分の身の判断で動かすことが多い中で、知らないうちに「自分に甘く」なっていて、向こうにいる相手のことを優先して考えられてなかったのではないかと思う。人と会うことで、自分の至らなさに気がつくことができてありがたい。きちんと成長できるように、今踏ん張らないといけないな。方針を決めて、まず今できることしてみた。

そして
やっと
一息。

カフェで少しずつ読み進めていた本を一気に読み終えた。

ジョセフ・ボイデンのThrough Black Spruce。お誕生日にお義姉さんからもらって、読んでいたんだけど、すごく時間がかかった!!



語り手が交代していくのはいいんだけど、時間軸までぐるぐるするので、いったい何が起こってるのかちゃんと把握するまでに時間がかかるし、

メインキャラクターが「孤独に耐える」シーンがとても多いので、とにかく、動きがない。物語の進み方が猛烈に遅い。

オンタリオのアニシナベコミュニティ。リザーブに住む伝説のハンター、そして飛行機の操縦士でもあるウィルは病院で昏睡状態にある。姪っ子のアニーが病室をおとずれ、意識のない彼に自分の身に起こったことを語りかける。行方不明の姉、スザンヌを探しにトロント、モントリオール、そしてニューヨークに行ったこと、そしてそこで何があったか。その進行にかぶせながら、ウィルの過去の闇、そしてなぜ彼が昏睡状態に陥っているのかをウィルの第一人称の語りが伝える。

先住民女性に対する暴力、人種差別、ジャスティスシステムの腐敗など社会的な問題が描き出される一方で、父親であることとは何か、自分らしくあることとは何か、愛されることってどんなことなのか、

そして、家族とは何か。
コミュニティとは何か。

終盤にかけて物語が一気に動き出す中で、心がゆさぶられるシーンが満載。
カフェで読んでたのに、最後は号泣だった。

だけど、そこに行くまでがとてつもなく遠くて、つらかったーーーー。。
ボイデンの作品はこれまでいくつか読んだけど、読みやすくてぱーっと読んじゃってたのに、これは本当にきつかった・・。なんでだろ?

それにしても今週は予定外の仕事が多くて、人に会いすぎて、なんだか一人になりたい気分なので、課題の映画3本、ベッドで一気にみよーっと!!

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