弱点

ジョブワークショップ後のカウンセラーとのミーティング。

この職探しワークショップを終えて、何に気がついたかと聞かれて、


職探しの近道やヒントばかりを見つけようとしていたけど、
小手先だけじゃだめで、
根本的にちゃんと自分と向き合って、仕事と向き合って、
近道なんてないんだなと

そういう基本的なこと、がわかった。
ワークショップ終わったと言ったら友達に「コツはなんだったの」ときかれたけど、
2週間かけて学んだコツはいろいろあるけど、一緒にエクセサイズをしながらの学びだったので、時間をかけてじっくり作業をしてみないと、コツや近道は結局役に立たないのだ。

そしてもう一個、自分に対する気づき。

このワークショップに行く前から、自分なりにインフォメーションインタビューや業界のソーシャルイベントに行っていた。そのときにたくさんの人とコンタクトを交換し、その後に個別に会ってもらうことも多くあったけど、どうして次につながらないのか。



それは、自信のあるプレゼンテーションができてないから。

私のアプローチパターンは、「経験不足ですが、覚えが早いので頑張ります」だった。弱点を素直に発表してしまう。

だけどワークショップを受けてから、「アソシエイトプロデューサとーしてこんなことしました。こういう理由ですごくこの仕事好きなんです」というポジティブアプローチに変わった。

レジュメやカバーレターでは、自信満々のプレゼンテーションが可能でも、対面でしかも、カジュアルなセッティングの時の自己アピールがきちんとできていなかったんだ。

カウンセラーの人から

「きつねのなかには、きちんとした自己肯定や自信があるよ。それがしっかり私には見える。後にばりばり独立して自分の足でビジネスができる、すぐ成功していく姿が私にははっきり見える。」

「だけど、きつねはすごくソフトスポークン。物腰が柔らかくて、優しい感じがする。そういう風にあなたらしく誰にでも振る舞えるところは素晴らしいけれど、今度からネットワークするとき、物言いを少し直接的にするように心がけてみてね。」

「あなたをみて、この人は自信がないなとか頼りないなとか思う人が絶対いない。むしろその逆で、すごく印象がいい。だけどあなたは正直すぎて自分の経験のないことや弱点を自己申告してしまう。あなたは若いんだから、経験がないことは誰でも分かってる。それ以上の情報を相手に上手に伝えてあげなくちゃ。」

自分の態度やしゃべり方、ほかの人にどう映ってるのかなんて、今までフィードバックをもらったことがなかったから、なんだかとても新鮮で、勉強になった。

私の自分のイメージは、背中が丸くて迷える子羊、みたいな感じだったけど、
そうじゃないんだな。

「きつねは自信がないんじゃなくて、自信があるように自分を見せるのが怖いだけのように私には見えるよ。」

と先生に言われて、本当にそうだなと思った。日本にいるとき、なるべく目立たないように、井の中の蛙にならないように、隠れていたいなと思ってた。自分の父親のように独りよがりで傲慢な人間にはなりたくないと必死だった。

だけど、もうそろそろ、そういうのはいいね。
終わりにしようね。

Life begins at the end of your comfort zone ~ Neale Donald Walsch

自分をもうちょっと自由にさせてあげる時期なのかもしれない。

相手に合わせるのでなく、まっすぐに、自分を表現してみる、

というのが今の私なら、できるのかもしれない。

意識して練習してみよう。

今日も映画のソーシャルイベントに行く予定だったけど、雨も降っているし明日は業界の会食があるから、そっちのためのリサーチにあてようかな。

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