オーディション

初めてのオーディション。

今回のプロジェクトはドキュメンタリーじゃなくて、
ドラマ。リードの女優さんがとっても大事なので、公募して

その中から役のイメージに合いそうな人たちを呼んでオーディション。
広告作りから連絡、オーディションセッティング。

そして女優さんたちと会う。
初めてインタビューする側になり、なんだか変な感じ。
だけど、すごく良い経験。

監督が全てを一任してくれるので、すごく責任を感じるけど、やりがいもある。
自分自身で指針を作って、コンタクトを取り、道筋をつくっていくのが私は嫌いじゃない。大変だけど、なんだかわたわたしてると、いつの間にか手で触れられるものになっていて、次の道がうっすら先に見え始める。

インタビューの最中、どんな人が好印象で、もっと知りたい、すばらしい、一緒に何かを作ってみたいと思うのか、「えらぶ」側から見ている。
監督が演技指導をする横で、DSLRカメラのモニターをのぞく。

誰かのプロジェクトじゃなくて、これは私たちのプロジェクトだ。

その責任と、自由さがとてもうれしい。

幸運なことに応募してくれる人が多くて、来週もオーディション。
私の中ではもう心は決まっているのだけど、来週それを覆してくれる人があらわれるのか。

とても楽しみ。
とても詩的で抽象的な脚本だけど、とてもきれいな作品になると思う。
それをするどく感じ取ってその場で演じてくれた一人一人にすごく感動した。
クリエイティブな人たちと何かをつくるって、こんなにも楽しい。

なんか俄然やるき出てきたーー!!

オーディションの後は、ドキュメンタリーの打ち合わせ。
インタビュワーを頼まれた。
今までもインタビューをカメラの前でしたことはあるけど、それは翻訳が混みだったので、気をつけることが違ったし、ある程度質問は監督から出されたものだった。

だけど今回は英語で自分の知識、視点、そして技術でインタビューすることになる。
引き受けたからには精一杯勉強して、準備する。20人くらいインタビューするのかな?

友達を招いてディナー。
「人間失格」は読み終わったので今は移動時間に樋口一葉の「たけくらべ」を読んでいる。青空文庫とスマホの組み合わせ、素晴らしすぎて移動時間が待ち遠しい。


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