素敵なタクシーの運転手さん

早起きして荷造り。私のじゃなくて、友達の。
ホームレスを脱出した友達が半年間うちに置いていた山盛りの荷物を移動させる日。

友達が来て一緒に運び出し、タクシー会社に電話。
引越しって大掛かりな感じだけど、荷物がそんなに多く無い場合、バンタクシーでの引越しって、トロントではそんなに珍しくないらしい。友達のビクトリアは、タクシー以外で引っ越したことないとか強いことを言っていた。(笑)

タクシー会社に電話して(私が電話したのはBeck Taxi: 416-751-5555)、ディスパッチャーに「スーツケース7個分くらいの荷物ありますけど、大丈夫ですかね」と初めに確認。

迎えに行く住所、目的地の住所、名前、近くの大きな交差点を聞かれる。
そして最後に"Extra?"と問いかけがあるので、適当にどれくらい余分な荷物があるのか、何人乗るのかを伝える。

すぐにバンタクシーが来てくれた。荷物を載せる前に

"How much would you say it'd cost?"(いくらくらいかかると思いますか?)

とフレンドリーに聞く。チップ込みの料金を入れて伝えてきてる場合があるので、高いかなと思ったら内訳を聞いてみるのが良いと思う。荷物詰め込み時からメーターが回ってることがあるので、素早く運び込むのが大事。(私たちは25分くらいの移動に多めのチップこみで30ドル払いました。)

☆タクシーの料金を住所入力したら教えてくれるウェブサイト:World Taximeter
(昨日の住所で試してみたらかなり正確でした。最初に確認して乗るのもいいかも。)

荷物を詰め込み、発車。いよいよ最後の引越しに友達は緊張してた。色々ナーバスに質問する彼女に、運転手さん、

"Mom, I can take you anywhere you'd like. But first, you have to promise me one thing."
(どこにでも言われたとこに連れて行くけど、一つだけ約束して欲しいことがある)

何が来るのかなーとちょっとドキドキしてたら、

"You have to calm down. Take it easy, Mom. I do this every day. It is my job, and you can relax."
(落ち着いて。気楽にね。これ、僕毎日やってる仕事だから。リラックスして。)

といたずらっぽく笑ってウインク。

友達も照れたように笑い、その後は、ベッドはこうしたい、掃除はこうするんだと前向きに色々呟いていた。

車窓からのトロントは、秋の光がいっぱいこぼれて、いつもよりきれいに見えた。トロントでの私のタクシー経験はかなりポジティブなものが多い。(そんな運転して大丈夫カー?っていう感じのタクシーも多いけど)今日の運転手さんはその中でも、とても素敵だった。

アパートに着き、その辺にいた人たちの力を借りて運び込み終了。私が友達にできることは一段楽したように思う。
友達には今どんな未来が見えてるのかなあ。

彼女と別れた後、どっと疲れが来て、図書館で仮眠。勉強も進まなかった。

夜、新しい習い事、日本舞踊のクラスに行き、ちょっと気持ちが変わった。体を動かすのってやっぱりいいなぁ。

にほんブログ村 海外生活ブログ トロント情報へ朝から雨のトロント。
にほんブログ村

コメント

人気の投稿