Count Every Beautiful Thing
クールハウスであったニュートラルミルクホテルのコンサートへ。
という歌詞に胸をうたれて、なんだかいいなーと思ったのだけど、
同じ歌に、
というくだりがあって、 アンネって誰だろうとマイケルにきいたら、この曲は「アンネの日記」にインスピレーションを受けて作ったものだと教えてくれた。
ステージの上で見る彼らは、皆、真面目な感じで、ひげもじゃもじゃの人が数人いて、楽しそうに音楽をしていた。
Holland, 1945というアップテンポで楽しい曲は、普通に聞けばなんだかダンスしそうな歌だけど、少し歌詞に注意するとはっとする。
明るい音楽とサブジェクトマターのギャップ。この歌を歌いながら、コンサートで、メンバーが泣くこともあったのだそう。このバンドは1990年後半にすごく人気があり、今、リバイバルでまた人気が出てきた。コンサート会場には、昔から好きだった人たちも、今好きになった10代の人たちもいた。
死や、生きることのマックスの苦しみを表現する彼らの音楽が、どうしてこんなにhopefulなサウンドなのか、マイケルと考える。逆に、そういうことをつきつめて考えた歌だから、生のエネルギーが全面に出るのかもしれない。独特の表現方法と、途方もなくダークなことばと、悲しいストーリー、だけど肯定的なサウンドがライブでもそのまま出てて、とても素敵だった。
オーディエンスも優しくて、コンサート会場はとても温かだった。
久しぶりに音楽で泣いた。
こんな感じ、クールハウス。
へんななまえのバンド。
ニュートラル ミルク ホテル。
音楽は、いろんな楽器を使ったロック音楽、
明るい曲調が多いのだけど、よくきいてみると、ホロコーストのことを歌ってたりする。
付き合い始めたときにマイケルが作ってくれたCDにIn the Aeroplane over the sea という、彼らの代表曲が入っていた。出だしが「こんなに美しい顔をみつけた」だったので、ラブソングかと思って聞いていたら、
And one day we will dieAnd our ashes will fly from the aeroplane over the seaBut for now we are youngLet us lay in the sunAnd count every beautiful thing we can see
(いつか僕たちは死んでしまう。海の上の飛行機から僕達の灰は舞う。
だけど今は若いから、お日様の下に寝転がって、全ての美しいものを数えよう)
という歌詞に胸をうたれて、なんだかいいなーと思ったのだけど、
同じ歌に、
There are lights in the cloudsAnne's ghost all aroundHear her voice as it's rolling and ringing through me
(雲の中に光がある。アンネの魂が取り囲む。彼女の声が僕の中で響いている。)
というくだりがあって、 アンネって誰だろうとマイケルにきいたら、この曲は「アンネの日記」にインスピレーションを受けて作ったものだと教えてくれた。
ステージの上で見る彼らは、皆、真面目な感じで、ひげもじゃもじゃの人が数人いて、楽しそうに音楽をしていた。
Holland, 1945というアップテンポで楽しい曲は、普通に聞けばなんだかダンスしそうな歌だけど、少し歌詞に注意するとはっとする。
The only girl I've ever lovedWas born with roses in her eyesBut then they buried her aliveOne evening, 1945 With just her sister at her side
(僕が愛したたった一人の女の子は、
生まれたときから瞳の中に薔薇があったのだけど
彼らは彼女を生き埋めにした
1945年のある夜。彼女のお姉さんと一緒に。)
明るい音楽とサブジェクトマターのギャップ。この歌を歌いながら、コンサートで、メンバーが泣くこともあったのだそう。このバンドは1990年後半にすごく人気があり、今、リバイバルでまた人気が出てきた。コンサート会場には、昔から好きだった人たちも、今好きになった10代の人たちもいた。
死や、生きることのマックスの苦しみを表現する彼らの音楽が、どうしてこんなにhopefulなサウンドなのか、マイケルと考える。逆に、そういうことをつきつめて考えた歌だから、生のエネルギーが全面に出るのかもしれない。独特の表現方法と、途方もなくダークなことばと、悲しいストーリー、だけど肯定的なサウンドがライブでもそのまま出てて、とても素敵だった。
オーディエンスも優しくて、コンサート会場はとても温かだった。
久しぶりに音楽で泣いた。
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