タコスでお別れ会

アニーがふるさとに帰ってしまうので、お別れ会。

タコスパーティー。皆でそれぞれタコスに入れる具をもってくる。

私はあめ色玉葱と、ローストパプリカの担当。
材料費は安いけど、あめ色玉葱、時間かかる・・。
だけど、弱火でじっくり、あめ色にすると、玉葱の自然な甘さで甘くなって、pulled porkと、フライドビーンと、チーズ、とかとトルティーヤに包むと最高なのだー。

だけど、玉葱（中）10個使ったのに、調理の後は小さなタッパー、一個分くらいにしかならなかったよ・・。

パプリカは、ブロイラーで表面をぐるぐる一周こがして、アルミホイルに包んで10－15分放置。少し冷ましてからナイフとお箸で皮をむいて、種を取って、適当な大きさに切るだけ。

どちらも何の味付けもしなくても、甘みたっぷりでおいしい。
ベジタリアンの出席者が多かったので、好評だった。

個性溢れるトッピングの持ち寄り。

タコスパーティ、またやりたいな。

（このタコスの画像はTacoQuestというタコスレストランを探すアプリから）

アニーとは、私の大学院の最初の授業で出会い、一緒のリサーチグループで、本当にいろいろ助けてもらった。最初はなんだかとっつきにくかったけど、一緒に勉強していく中で、彼女のどんなアイディアにも進んで耳を傾けるところや、怖い教授にだって質問をどんどんぶつけるところ、積極的に面白そうなイベントをコミュニティで企画するところ、すごいなあって思うようになった。

授業を２ターム一緒に取って、そのあとも、月一回くらいずつ会って、やっと本当に仲良くなってきたと思ったのに、帰ってしまう。

「トロントは刺激的で、色んな人がいて、すごく面白いけど、地元の方がやっぱり、コミュニティが小さい分、物事が自分のかかわりの中で動いていく気がする。」

アニーらしい理由。

「トロントではいろんなことがいつも起こってる。いろんなイベント、グループがある。だけど、自分の居場所を見つけるのがすごく難しい。」

私は気持ちは分かるんだけど、それで「帰る」という結論にはならないかな。
一年半じゃ、そんなの、難しい。
時間をかけて、じっくり、腰をすえて見つめる。

イメージは、雨の後の濁った川の水。
時間をかけて沈殿する。その後で、澄んだ水の中にじっくり瞳をこらす。
そうして、見えてくる、それで初めて、分かる、つかめる、ことってあるんじゃないかなあ。

別々の道を行く。きっとまたすぐ会える。
アニーとは、なんだか長く続く友情のような気がする。（アニーも手紙派だし）
元気でね。そして、一番最初の授業で一緒に学んだこと、深めて語り合える友達でいようね。


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