Toronto dreamy night

大好きなトロント発コメディショー「Kids in the Hall」についてはこのブログで何度も書いてきました。

このショーは、5人の”Losers”が繰り広げるコントで構成されており、
80年代にトロントで爆発的な人気を博し、5シーズン続きました。
アメリカでも放送され、今でも根強い人気があります。

若かりし頃のメンバー


このショーを見て、トロントへの愛着が増しました。

今ではハリウッドに拠点を置くメンバーですが、トロントが発祥の地であることもあり、
よくトロントでグループとしてのショー、ソロでのショーが行われます。

去年、グループでのショー
今年、スコットトンプソンのショーに
行きましたが、

最近のメンバー


今回、ブルースマッカラのソロショーに行ってきました。

その名も
YOUNG DRUNK PUNK!


同じタイトルでTVショーも始まる予定で、そして本も出版されています。
カルガリーの小さな町で、どうしようもないファミリーのもとに生まれ、
そこを這い出て、ショービジネスで成功し、ハリウッドに暮らすようになった、
その過程をコメディにしてしまうという試みです。

いつものギターからショーがスタート、
そしてお馴染みブルースの持ちネタ

"Never trust a man who says trust me..."

から始まる歌、そして挨拶、トーク、
歌、本の朗読、


 
こんな感じでトーク部分は進みます

様々な表現方法を駆使した笑いの1時間半。
お腹痛くなるまで笑ったー!
素晴らしかった!!!

彼のユーモアは
Gross!
Awkward!
Sensitive!
Outrageous!
Inappropriate!
Revolutionary!

なんかこう、Ewwwwと言いながらも、笑わずにはいられない感じ。
What the hell?と顔を見合わせながらも、お互い笑いをこらえている感じ。

そんな笑いです。

スコットトンプソンのときは、全然笑いのツボが会わず、
なんだか残念な結果に終ったので、
今回はちょっと緊張したのだけど、
ブルース・マッカラ、こそ、私のヒーロー!
いつもStand-upみて思うんだけど、コメディアンって本当に難しくて、大変な仕事だなあと思う。
頭の回転と、捨て身だけど誇り高いところと、体力と。
すごく尊敬する。

本を持っていって、サインまでしてもらった!
"hello!"と言って近づくと、

"That's the face I wanted to see!"

とすごく優しくチャーミングに対応してくれて、

"It's very nice to meet you."

と向こうから握手。

"I like you very much."

と素直に伝えて、サイン&写真撮影。
わーい!
しあわせー

夢みたいー

そしてその周りにはなんと、Kids in the Hallのメンバーが大終結!

マーク・マッケンリー
デイヴ・フォーリー
スコット・トンプソン
(ケヴィン・マクドナルドだけいなかった)
が超近くでワインやビールを片手に談笑してる!

なんじゃこれ、トロントドリーム!!!

帰り道、マイケルと、あのネタのこれが特におもしろかったとか、
あの言い回しは使えるね、とかわいわい話しながらゆっくり歩いて帰った。

笑うことって、やっぱり素晴らしい!
すごい際どいことを批判たっぷり、皮肉たっぷりに(性的なこと、政治的なことなど様々)ばすんばすん、言いつつ、違う見方を与えてくれる笑いが多いので、

めっちゃ好き。

Kids in the Hallで興味を持ったトロントのお笑いシーン。Stand-upコメディを生で見出してから、カナダジョークってめっちゃ面白いなあと思うようになった。

やっぱり数年住むことで背景とか理解してきたからかな。

今度はケヴィン・マクドナルドのショーがみたいー!!

ここ数日の日課は、サインしてもらった本を少しずつ読むこと。読みながらにやにやしちゃう。ひひひ。

Let's Start A Riot: How A Young Drunk Punk became A Hollywood Dad

英語レベルはすごく簡単。
だけどスラングと言うか、へんないいまわし多い。
ネタ本みたいな感じで、短い記事が多いので、
あまり気負わず読めるのも魅力。





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