power of music

興奮冷めやらぬ
すごくHAPPYな日曜日の朝。

昨夜、Massey Hallというコンサートホールで素敵なイベントがあった。
その名も ドリーム・セレナーデ。

発達障がいや身体障がいを持つ子ども達のための学校、ビバリースクールへのチャリティイベント。カナダを代表するアーティスト達が集まり、一夜限りのコラボレーション。マイケルがチケットをとってくれて、一緒に行ってきました。

その先頭に立ったのがカナダで今絶大な人気を誇るHayden。
マイケルもマイケルの友達も大好き。  
Dynamite Wallsという曲。カナダでは山道をつくるとき、ダイナマイトで爆破して
山を切りひらいたところがあり、それによって出来たむき出しの壁をそう呼ぶんだって。


Haydenの娘さんがこのビバリースクールに通っていて、その教育の先進性、そして子ども達を包み込む愛情溢れる環境に、この教育を守り、そしてもっとイノベティブに新しいことに現場が挑戦できるようにするにはどうすればいいのか考え、今回のチャリティコンサートを企画。収益は学校に寄付され、教育の充実に使われる。Haydenの友達のアーティストに声をかけ、豪華すぎるメンバーが集まった。

というか、このMasseyHallというコンサート会場も、カナダ出身アーティストなら一度は演奏したいと言われるカナダ国定史跡にも認定されている歴史ある美しいべニュー。



コンサートは1部と2部に分かれ、2部のはじめにビバリースクールの音楽活動の時間のVTRが流された。アーティスト達が学校を訪問し、子ども達と音楽を楽しむビデオ。その中に、見覚えのあるおさげの女の子。

あのカフェでいつも会う子だ!

彼女は、カフェのTVで音楽番組をやってると、のりのりでテレビの前で踊り、私が持ってるペンやiPadに興味しんしんで、いつもかわいい笑顔で遊びにくるのだけど、言葉をはっするところを見たことが無い。いつもお父さんが申し分けそうに彼女を連れ戻しに来て、謝って席に戻っていく。

その彼女が、映像の中で踊り、コントラバス奏者に近づき、弦をさわったり、本当にあのカフェのまま楽しそうにしているところを見たら、なんだか涙が溢れてきた。自分でもどうして涙があんなに出たのかわからないけど、なんだかすごく感動した。

そのあとも楽しい時間は過ぎていき、最後のアーティスト。

大好きなFEIST。


おそらくこのFeistの曲は馴染みのある人もいるはず。


マイクの前にすっと立った彼女はギターも何ももたず、マイクの横を叩いてリズムのみとり、
アカペラで一曲目。

あまりの歌唱力と存在感に鳥肌が立った。

次はエレキギター一本。
もうかっこよすぎて涙でるー

久しぶりに音楽でなきました。


FEISTは、CDできいてももちろんすごく良いのだけど、コンサート毎にアレンジを絶対に変えてくる。しかもそのアレンジが曲の世界観をはるかに超えて、新曲みたいな感じまで変えるので、彼女の「定番曲」を定番として聞けることはほぼ無いと思う。ライブ行って、「カラオケかよ」と残念な感じのアーティストもいるけど、Feistはもうぶっとんでてやばい。

なんでそんなキーでこれを弾くの?
そんな歌い方どうやって思いついたの?


このパフォーマンス、この人にしかできない!!!



世界にひとつの一流を見ている感動。

水を打ったようにしーんと静まり返る会場で、

凛として刀を持った侍にも見えるし、

音楽のミューズ。


このコンサートで久しぶりに生の音楽の刺激の心地良さを思い出したので、
これから年末までいけるだけ音楽イベントいこうと決めました!
マイケルも私もドキドキしすぎて、24時間営業のバーで黒ビール片手に夜更かし。
楽しかったーーーーー

FEIST ありがとう!!!

最後に、ビバリースクールの信念を紹介して終ります。

"There is more than one way to Walk, Talk, Paint, Read, and Write; Assuming otherwise is the root of Fundamental Inequities."


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