仲直りのパイ

えらく久しぶりに朝マイケルと喧嘩。

マイケルはフルタイムで仕事があり、新学期が始まって特に忙しく、私はフレキシブルな働き方をしていて、赤ちゃんのことをいろいろ考える時間があって、

あれもいるし、これもいるし、今のうちに用意しなくちゃ！って焦ってて、

そこに少しギャップができていたみたいで、
コミュニケーションが上手くいっていなかった。

朝言い争いになって、そのままマイケルは仕事に行ってしまって、
なんだかすごく悲しい気持ちだった。

お昼前にマイケルから電話。
「ランチのデリバリーを注文したよ。僕はすごく反省しているよ。ごめんね。」
と日本語で話してくれた。私も無意味にすごく焦っていたよ。ごめんね。

ランチのデリバリーはとても嬉しかったけど、その気持ちだけで十分だったし、一人で豪華なランチを食べるのも気が引けたので、キャンセルしてもらって、マイケルの仕事終わりにワンダズ・パイ・イン・ザ・スカイに一緒に行くことに。

ケンジントンの有名パイ屋さん兼カフェ。

仲直りのパイ。
私のはかぼちゃで、マイケルのはピーカン。


ペパーミントティと一緒に食べると、ピーカンパイの方が断然おいしかったけど、
肌寒くなると、一度はここでパンプキンパイを食べるのが私の小さなトロントの秋儀式。

１０度くらいだった夕方。とても寒く感じたけど、歩いて家まで。
住宅地の路地を歩いてたら、ハロウィンの飾り付けが本格的にしてあるところがちらほら。うちの近所もいっぱい子どもがいるので、お菓子用意しておかなくちゃ。

コメディを観ながら一緒にカドルアップしてすごす夜。
ビーズピアスのもう片方も完成間近。
仕事の話も、赤ちゃんの話もせずに、
ゆっくり、まったり二人で過ごす時間は久しぶり。

また仲良くがんばろうね。