ベッドタイムストーリー

セントクレアとダファリン交差点の西にあるイタリアキッチンストアへ。

バレンタインはマイケルとラヴィオリ作りに挑戦することにしたので、
ラヴィオリの型を探しに。

今までキッチンストアに行って心が踊ることなんてなかったのに、
今日はお鍋にときめきまくって、
胸がドキドキして、なんだこれ、これ私??
ってびっくりした。
とても高いお鍋だったけど、ああいうのが買えるようにお仕事しよう。

ラヴィオリ型の横にニョッキのぎざぎざのやつもセールだったので、
どっちも買った。
今まではあんまりお料理の見た目のこと考えてなかったけど、ホームパーティをしたり、招待されたりするようになって、見た目ってすごく大事なんだなあって考えを改めたので、少しずつおしゃれなお料理もできるようになりたいな。

友達からもらった雑誌、ラファムズ・クオータリー。毎月テーマごとに世界中の各地、そして年代もばらばらの記事を集めてある。例えば手元にある2015年冬号はテーマが「foreigner」。そして載っている記事は218BCのものもあれば、1891年のもの、2004年のものもあり、筆者もエドワード・サイード、ゴーギャン、ジェイムス・ボールドウィンとさまざま。

ウェブサイトはこちらから

短い記事が多く、旅行記みたいなのが今の所多いので、寝る前にマイケルに一個ずつ音読してる。昨晩読んだのは画家ゴーギャンのタヒチでの記録(1891年)。それから、スー族のチャールズ・イーストマンの作品(1874年)。ヨーロッパ中心主義のゴーギャンの偏見にまみれた改心と、イーストマンの白人と「インディアン」社会の狭間で揺れる正直な描写がとても新鮮だった。

たとえば、イーストマンを引用する。

I had still my Hudson Bay flintlock gun, which I had brought down with me from Canada the year before...I wore my hunting suit, which was a compromise between Indian attire and a frontiersman's outfit. I was about sixteen years old and small of my age. (p. 42 "1847:Dakota Territory- Indian Stays for Supper" by Charles Eastman)

私はヨーロッパ人が入植してくるころのお話を読むのがとても好き。今のカナダのこともまだよく知らないけど、昔のこの土地のこと、もっと知らない。知りたい。どんな人が住んでいて、どんなやり取りがあって。大きな話じゃなくて、こういう日常の小さな気持ち。そういうのこそ、胸に染み込んで、つながりを感じられるというか。

今日読むところは1825年の京都。会沢正志斎の書いたもの。
楽しみ!

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