教育
土曜日だけど、朝ランのあと、アパートの自習室で仕事。お昼からは友人宅でバーベキューパーティー。久しぶりにアカデミアの人たちとたくさん話して、すごく懐かしい感じがした。博士課程に行くためのファンディングのことなど教えてもらう。
自分の学校のこともだけれど、最近ずっと調べているのは子供たちの学校のこと。今はインターナショナルスクールに通わせているけれど、これから広東語メインのローカルスクールに通わせるか、北京語と英語のバイリンガルスクールに通わせるか、日本人学校に通わせるか、カナダのインターに通わせるか、本当に迷っている。香港には学校がたくさんあるけれど、情報を得るのが難しく、各学校に電話しても対応に大きな差もあるし、越えるべきハードルがいくつもある。今日あった人たちからも学校の話を聞いた。学校見学にも行けるだけいって、納得できる決断をしたい。これから何年、香港にいるのか分からないというのがまた、決断を難しくしているんだよね。
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ランニングコースの橋 |
わたしが広東語を勉強しているというと、必ず「今から新しい言語を習得するなら、どうして北京語を学ばないの」と聞かれる。北京語の方がビジネスに役に立つじゃないか、という言葉が続く。わたしはあんまり、そういうの興味ないんだよなあ。それよりも目の前の人の言葉を受け取って、少しでもいいから返すことができることのほうが大事に思える。広東語の先生によると、広東語を学びに来る生徒のほとんどは、最近はメインランドからの人が主になっていて、欧米からの生徒は本当に少なくなったんだって。今日話した教授も、学生のほとんどはメインランドからで、国外からの生徒を集めるのが難しくなっていると言っていた。
学ぶこと、「教育」ってなんだろなって、国やシステムをいくつもまたぐと、ほんとに分からなくなってくる。でも同時に、自分としては絶対に譲れない学びや、教育の在り方も浮かび上がる。簡単な答えが提示されていることなんてない。いつだってたくさんの選択肢から、分からないなりに選び取っていくしかない。自分のことなら思いきれるんだけど、子供たちのことを考えると夜も眠れないくらい分かんなくなってきます……。
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