RED

朝ランのあと、広東語のクラス。子供の学校見学に行った際に分からなかった広東語表現について質問。6月末まではかなり仕事がきついので、週1回しかできないけど、夏になったら週2回に増やしたいな。もうちょっとスピードを上げて上達したい。

その後、仕事、子供ピックアップ、家事をできるだけやって、夜はちゃんみなのコンサートへ。正直、かなり疲れていて今にも寝てしまいそうだったので、行くのが億劫だったのだけど、がんばって行ってよかった!!! 元気になった!!

 ジャンルを決めずに音楽を作って楽しんでいる自由な感じと、脆くて強い感じと、赤裸々な歌詞とちゃんみなの世界観が好き(歌もすごくうまい)。今取り組んでいる作品を訳しているとき、彼女の「RED」「BIJIN」「Voice memo No.5」「Biscuit」あたりをぐるぐる聞いている。

訳していると、その作品の雰囲気に合わせて、特定のアーティストもしくは曲が聞きたいなと感じることが多い。『イエルバブエナ』はボーイジーニアスの「Emily, I'm sorry」、『聖なる証』は宇多田ヒカルの「道」、今年刊行予定で去年訳了した米長編推理小説はAwichの「TSUBASA」だった。曲が決まると、エンドレスリピートで訳文を仕上げる。だいたい、半分くらい訳したところで音楽が決まる。

会場がある九龍までミニバスで行く予定が、三十分待っても来ず。仕方なくタクシーに乗った。やっぱりタクシーは広東語オンリーの運転士さんが多い気がするなあ。ミニバスもディンディンもそんな感じかな。けどみんなほんとに優しい。移動するたび、香港がもっと好きになる。

開演15分前に着くと、やはりすでに長蛇の列。でも入場スタッフの手際が良くてあっという間に中に入れた。オープニングがREDで、めちゃめちゃかっこよかった。ベースのあの体の芯に響く感じとか、すごく久しぶりで、やっぱりライブはいいなあと思いました。エドモントンでバレーを見て以来の、生のパフォーマンスアート鑑賞だったかもしれない。

すごくいいライブだったので、機会があればぜひ、ちゃんみなをチェックしてみてください。韓国語と日本語と英語を混ぜて歌うのも耳に心地よくて、すき。(https://youtu.be/hZpniA2Bss4?si=IS7xWvuTqXfbn_Cc)

ソールドアウト公演で大盛り上がりだったけど、カナダと比べるとあんまり自由に踊る人がいなくて、日本と比べるとユニゾンの動きが少ないかなという印象。日本語の歌詞でもみんなめちゃめちゃ歌えるし、ちゃんみなにも日本語でコールしていて、日常からひしひしと感じている日本への愛情がより感じられた。でもほんとに、香港の人への日本へのあこがれ(?)みたいな空気は、何ともいえず、わたしはまだどう感じたらいいのかよく分からない。日本のことを「第二のふるさと」と呼ぶ人もいるくらい。

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