ゾウのいる家

仕事最終日!あとは朝の仕事がチョコチョコあるけど、実質夏休みの始まりー♪
仕事場から夕方歩いて帰る。一時間くらいかかるけど、マイケルとのんびり、まだ通ったことの無い道をゆっくり歩く。

トロントには様々な面白いおうちがあるけど、昨日見つけたのはこれ。

インド象のたたずむおうち

このインド象(♀)は、もともとMatt Donovanさんというアーティストのアートスクールでの課題だったそう。展示の後オークションに出そうと考えていたところ、友達のJames Lawsonさんが自分の家に飾りたいと申し出、その翌朝この静かな近所にインド象が出現した。

ちょっとした観光名所にもなっていて、ツアーガイドが「像はピースの象徴だから」と説明することも、インドで長寿のシンボルだから飾ってると思う人も、通行人は様々なお話を作ってるようだけど、Lawsonさんは割と冷めた感じで「何か皆色々な解釈をしてくれてるけど、僕にとってはホントにただのpiece of weirdnessだよ」とインタビューに答えている。

この象は10年ほどLawsonさんのお庭にいて、その間様々な人が訪れ、象の真相を訊ねる人が後をたたないのだそう。コミュニケーションのきっかけとして、コミュニティーにとってとても素敵なものになっているみたい。子どもにも大人気で、学校の遠足でこの家に来ることもある。Lawsonさん、インタビューで 
"It’s accessible. There’s no permission involved, it just stands there on its own,” he says. “…It’s not [Donovan's] elephant, it’s not my elephant, it’s the elephant. It belongs to those who observe it in the public." (何の許可も要らないよ。そこにただ立っている。アーティストの象じゃないし、僕の象でもない。誰の象でもなく、見てくれる人のためにあるんだ。)
と答えてる。なんだかヘンだけど素敵。


☆ウィキピディアにも様々他のメディアにも住所が載ってるけどアドレスは:77 Yarmouth Street
詳しいことはウィキピディアもしくは、こちらの記事から。


散歩の後はいつものパブでマット、イアン、アンドレアと飲み。マットは家具職人見習い、イアンはカナダ軍のメディック、アンドレアは音楽家、マイケルは歴史学者、と、私。全然みんな違うけど、一番良く集まって一緒に遊ぶメンバー。みんな大好き!

さて、新学期と秋契約の仕事開始まであと3週間ほど。夏休みのはじまりだー!

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