佐賀ロス?

心配していた台風の影響をあまり受けず、スムーズにトロントまで帰って来た。

なんだか、変な感じ。

2ヶ月佐賀でまったりして、佐賀にいるのが当たり前のような感覚になっていたので、
トロントの家にいても、なんだか落ち着かない。

佐賀ロス?

心もとない。

慣れるまで時間がかかりそう。

トロント空港で、周りの人が厚着なことに気がついた。
肌寒い。

車窓から、シャビーなトロントの町。

ああ、なんだってこんなに寂しい感じがするの?

シャビー、シャビー、シャビー!




おうちの前に、マイケルが立っていて、

マイケルってこんなに背が高かったかな、こんなに小顔だったっけ?
としばらく本人確認。

ハグするのも一ヶ月ぶり。

あったかくて、疲れがほーっと抜けていった。


マイケルがぴかぴかに掃除してくれていたアパートに、「おかえり、きつね」と手書きのポスターが迎えてくれる。


マイケルのあたたかいスープを少しずつ飲みながら、

なんだか切なくて涙が出た。

実家に帰って、またトロントに帰ることは、何度繰り返しても慣れない。何度かするうちに普通になって、寂しかったり悲しかったりは薄れるのかなあと思ったけど、やっぱり家族と離れるのはとても寂しい。今回の滞在は長かったし、妹も実家にいたので、久しぶりにまとまった時間を過ごせて、充実していたので余計につらい気がする。

一晩寝ても(時差ぼけのはずなのにぐっすり朝まで寝たよ)、あまりトロントに帰って来た実感がわかず、不思議な感じ。

今度の帰国までまたいっぱい頑張ろう。

久しぶりに並ぶ二人のコーヒーカップ

早速、監督から連絡があり、今日からすでに仕事。

冬服を出して、夏服をしまい、スーツケースを片付けた。これから仕事に取り掛かる。


コメント

  1. きつねさん、おかえりなさい!
    わかります。その心もとない、ぽっかりとした寂しい感じ。わたしも日本に帰るときって、何年離れていても「帰ってきたっ!」っていうのを体の細胞レベルで感じられるけど、カナダに帰ってくる時って、心ここにあらず、というか、日本とカナダの途中でまだ浮遊しているような感じです。ま、しばらくしたら、私の生活するのはここなんだ、って気持ちと体がシンクしていきますヨ♪ 
    私も年々、帰国して、また日本を離れるというのが辛くなって。歳だ!と思ってます。やっぱり、両親の年齢もね見てわかるし、空港で私の手を取る母の手がしわしわになってきているのを見ると泣けちゃうのー。
    ゆっくりと、トロント生活に戻っていってくださいね♪

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    1. papricaさん、やさしいコメントをありがとうございます!
      「細胞レベル」、正にそれですね!!papricaさんの表現が見事すぎて、なんだかすっきりしました!ほんとにこんな感じです!!
      このジレンマや寂しさをうまく受け入れながら、バランスをとっていくのがきっと大事なんでしょうね。私も上手にできたらいいな。
      がんばります!ありがとうございます!!

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  2. kitsuneさん おかえりなさい♪
    ああ なんか すごくわかります。日本に帰国するときって空港に着いた瞬間にぶわーっと身体全体が安心して落ち着く感じがありませんか? そういう感覚ってまだカナダではこないです。(でも、トロントからバンクーバーに戻ったときは、なんかほっとして帰ってきたーって感じがするので、もう何年かたったら感覚が変わってくるのかな。)
    いつになったらSense of Belongingsを感じられるようになるのかな。と日々思います。
    5年前に初めてカナダに来たときと今とで、確実に違いを感じるのは、自分の年ももちろんですが、親が年老いてきたなってこと。あと何年元気なうちに会えるのかなって考えると、上のpapricaさん同様、なんだか泣けてきますよー。だって、会える時間ってつまりは、帰国して実家で過ごした日数分ってことなんだもの。(ますます泣けてきそうなので、数えないようにしてます。) この寂しさを解決するには、一時帰国の機会を頻繁にもつしかなくて、で、最近の私は「稼げる女になってやるぜ!」って目標をたてました(笑) 知人で、実家も旦那様も裕福な方がいるのですが、その方はなんと日本に年4回帰ってるんだそうです(驚) それくらい日本に行く機会があったら、この心もとなさはないんだろうーなー。
    なんか話それましたが、 私もkitsuneさんを応援してますので、いつでも泣きたいときはここでぐちってください!

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    1. noanoaさん、コメントをありがとうございます!!ほんとうに、何年経っても、佐賀よりほっとするところは無いんだろうなーと思います。年を重ねていくにつれて、本当にもっと寂しく、悲しくなるんでしょうね。ああ、今からずーんとしてしまいます。noanoaさんの仰るとおり、私も稼げる女になって、不自由なくほいほい日本に帰れるような生活環境にしていきたいです!
      今回の帰国で思ったのが、佐賀がふるさとだからほっとして居心地が良いと言うのもあるけど、佐賀が田舎できれいなところだから、居心地がいいんだろうなとも思いました。トロントでは、救急車の音やバイクの音がいつもきこえるので、静かな緑一杯の環境に身をおくことが、どんなに精神に良いか身にしみてわかりました。だから、将来できれば田舎に住みたいなーと夢見ています。
      noanoaさんは最近どうですか?お忙しい日々が続いていますか?西ももう寒くなっていると思いますので、お体にはくれぐれも気をつけてくださいね。これからも宜しくお願いします!

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