ファンディ湾のサマーホーム

エルドンさんに会ったパーツボロから車で20分。マイケル家の先祖代々のファミリーハウスに到着。

ファンディ湾を向かう庭からのこの景色。ファンディ湾は世界一、干満の差が大きいとされる海。先住民ミクマクの伝承では大きな鯨が海中でジャンプすることでその差が引き起こされると信じられている。それを利用した潮力発電も積極的に行おうと近年努力が進んでいるみたい。超大陸パンゲアの分裂時にできた湾。

海水が冷たいし、潮流が速いため、泳ぐ人やボートを出す人はほぼいない。ベテランの漁師さんでさえ、水難事故で命を落とすことが稀でない海。

お義母さんの従姉妹のドナとお茶したあとすぐ、ビーチへ。砂のビーチじゃなくて、海岸にはいろんな石。そして、波や風で作られた崖。倒れた木々。大きな流木。荒い海の模様がくっきりと現れるビーチ。このでっかい感が写真で伝えられないのが残念。

エルドンさんに会ったばかりだった（昨日のエントリで紹介）ので、ビーチの石に化石が無いか探し始める。最初に拾った一個が、どうしても動物の足跡に見えて、確かめるためにもう一度エルデンさんに会いに行った。お店の前にいたエルドンさんを呼び止めると、快く鑑定に応じてくれて、

「これは間違いなく化石！足跡かなぁ・・？」
とじっくり観察。

なんに見えますか？

「これは多分、植物だね。シダ植物だよ。ちゃんとした化石だから、大切に持ってなさい。」

生まれて初めて見つけた化石。その後も砂浜の石を拾っては見てみたけど、化石はこれだけだった。

翌朝、霧が晴れたら海が全く変わっていた。干潮で、昨日まで海だった場所がビーチに早変わり。細い川までビーチにできていた。海底を歩けるすごい開放感で、走り回ったり、歌ったりした。誰も見てないし、きこえないー♪最高ーー！

こんなに走ったの、久しぶり。
気持ち良いなー。

☆おまけ
ファミリーハウスにいたドナの猫、リオ。超人懐っこくてかわいいー！

ねずみ捕まえてきたときは超びびったけど・・。汗
リオ君描いてみました。Thank you for visiting!
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